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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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癒し

母と妹、2人を連れて出かけるには、用意がとっても大変だ。
着替えさせてお化粧させてオムツを替えて車椅子に乗せる。
「1時間はかかるよ」
と若い子に話したら
「私なんて自分の化粧だけで1時間かかりますよ」
と返された。
恋する乙女の身支度は介護よりも大変らしい。

さて、今日は自分の病院へ。
声がまったく出ないので、耳鼻科にみてもらうことにした。
でも間違えて、問診票に母の名前を書いてしまった。
書きなおしたら、今度は妹の生年月日を書いてしまった。
・・・「介護あるある」だ。
医者は淡白に
「風邪です」
と言い切った。
熱もなくハナもなく、咳も喉の痛みもなくて、ただ声が出ないだけの風邪なんてあるんだと思った。

家に帰ると、猫のサンジがコスプレをさせられていた。



赤ちゃん用の着ぐるみだ。
しかも、犬。



可愛い可愛いとみんなで騒いでいたら、アジャリがすねて
 「なでろ」
と頭をつきだしてきた。



動物の嫌いな人は、どうやって心を癒すのか、私には想像がつかない。

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子守をする猫たち

うちの猫たちは子供が好きです。
アジャリは椿の元彼だし
サンジは梅の大親友。

とくにサンジは我慢強く
たとえシッポを掴まれようと
ヒゲを引っこ抜かれようと
頭をバンバン叩かれようと、
ひたすらじーっと耐えています。
何をされても
「遊んでるだけだもんね」
と言うように、子供のそばを離れません。
・・・Mかもしれません。



ところがそのサンジも1回だけ
とうとう我慢が切れたのか、テンパったのか、
それともジャレただけかは分かりませんが
赤ん坊の龍ちゃんに噛みつこうとしたことがあったそうです。
その時に
 「カーッ!」
と、すごい勢いでサンジを止めたのは、他でもない、アジャリでした。



アジャリおじいさんは、いつでも子供の味方です。

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バイオリンと猫

これは、母のバイオリン。
アルキメデ・オランディーニというおじさんがイタリアのパロマで作ったもの。
母の宝物だ。



病気で倒れるその日まで、母はこのバイオリンを弾いていた。
優しくて深くて、強い音を奏でていた。

今は、私と母と2人がかりで弾くのだけれど。
ぜんぜんあんな音は出ない。
スッカスッカした音になる。
私がへたくそなせいだ。

私は基本的に音楽に興味がないし、一度は母に破門された身だ。
(ちなみに破門理由は、子どもの頃に弓でチャンバラをしていて、真っ二つに折ったから。)
だけどいつかこのバイオリンを、もうちょっときれいな音で、歌わせてみたいと思う。
母と2人で歌わせてみたいと思う。
・・・もっと練習しなければ。

と。
バイオリンをしまおうとしたら!
バイオリンケースに、何か、入ってた。

アジャリが入ってた。


(ニャイオリンケース♪)

アジャリはバイオリンが大嫌いだ。
バイオリンの「生の音」が生理的に嫌いみたい。
誰かが弾きはじめるとものすごく不機嫌になる。
もう17年間ずっと聞いてるんだから、そろそろ慣れてくれてもいいのに。

だから、これは、嫌がらせなんだと思う。


(そんな音だすんやったら邪魔したるで~)

「お稽古、終わったから」
っていうと、すぐにどいてくれた。

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そんなに嫌なら別の部屋にいけばいいのに。
猫って、何を考えてるのか、ちっともわかりません。


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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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