在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
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独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
ja
2015-01-21T22:22:43+09:00
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http://dada.bangofan.com/Entry/775/
引っ越します
先日から予告していました通り、諸事情により引越しします。
本日から更新は「こちらのURL」で行います。
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今後ともよろしくお願いします。...
本日から更新は「こちらのURL」で行います。
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今後ともよろしくお願いします。]]>
ご挨拶
2015-01-19T23:42:00+09:00
だだ
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http://dada.bangofan.com/Entry/774/
北風作戦
※本日もトイレの話題です。
今日は日曜日。
孫たちを連れてモーニングを食べにいこう。
「朝モスにいこう!」
ということになった。
普段の日曜よりちょっと早起きをして。
みんなで朝から楽しみにしてた。
ところが、ここで問題が。
「お母さんのオシッコが出ない・・・」
母はいつも、夜中に1,2回オム...
今日は日曜日。
孫たちを連れてモーニングを食べにいこう。
「朝モスにいこう!」
ということになった。
普段の日曜よりちょっと早起きをして。
みんなで朝から楽しみにしてた。
ところが、ここで問題が。
「お母さんのオシッコが出ない・・・」
母はいつも、夜中に1,2回オムツ交換をする。
起床後もすぐトイレに行く。
合計3回。
なのに今日に限ってひとつもない。
こういうことは月1,2回あって、朝食後すぐにトイレに駆け込むパターンだ。
だが、田舎の小さなバーガーショップに車椅子で入れるトイレは無い。
食事中に3回分をオムツでやらかしてしまうのは避けたい。
できれば家で済ませて出かけたい。
・・・って、どうしよう。
小さいほうって、気張っても出るわけじゃない。
とりあえず水の音を聞かせてみた。
ダメだった。
コーヒーを飲ませてみた。
ダメだった。
腰のツボを押して見た。
ダメだった。
・・・どうしよう。
他の家族はすでに準備OK。
全員で母のトイレをじーっと待っている。
・・・どうしよう。
どうすればトイレに行きたくなるか?
私は考えた。
考えて、北風作戦でいこうと決めた。
母にありったけの毛布をかけ、上半身をモコモコにする。
そして
「一瞬だけだから!」
と、窓を全開にした。
1月の朝だ。
ひんやりとした空気が部屋の中に流れ込む。
次の瞬間
「トイレ!」
と母が叫んだ。
こうして母は無事、モーニング食べにいくことができました。
やれやれ。
以前から予告しておりましたが、ブログの引越しをします。
明日から更新はこちらで行います。
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母の介護
2015-01-18T21:53:22+09:00
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エレベーターのないレストラン
ドラマを見てた。
『問題のあるレストラン』。
印象的な言葉の多いドラマだった。
これからみんなで新しいレストランを作ろうというとき、
できるかどうか心配だ、という仲間にむかって主人公がいう。
「不安は人生のスパイス」
だと。
「短所は魅力の別名」
とも。
とっても素敵。
「(ここは屋上だから...
『問題のあるレストラン』。
印象的な言葉の多いドラマだった。
これからみんなで新しいレストランを作ろうというとき、
できるかどうか心配だ、という仲間にむかって主人公がいう。
「不安は人生のスパイス」
だと。
「短所は魅力の別名」
とも。
とっても素敵。
「(ここは屋上だから)屋根もエレベーターもないけど、こんな景色を見ながら食べたらすごくおいしいと思わない!?」
・・・おい。
おいおいおい。
ちょっと待って!
エレベーターがないだとっ!?
そりゃあ先日、ほかのドラマで
「上がれない階段はない!」
ってやってたけど。
あれはあれで素敵な言葉だけども。
現実に車椅子で階段を上がろうと思ったら、担ぐしかないねん。
車椅子だけで26kg、母をのせたら80kg。
私ひとりでは担がれへん。
真木ようこサンは一緒に担いでくれるんだろうか。
担いでくれるかもしれない。
親切で頼もしいスタッフが手伝ってくれるなら、それはとても素敵なことだと思う。
そやけどなあ。
どういうてもなあ。
・・・気ぃ遣うやん?
レストラン予約するときに
「車椅子でいきますんで担ぎお願いします」
っていうの。
ちょっと悪いかなって遠慮してしまう。
そやから私は母や妹をレストランに連れていくとき、どんなに素敵なお店でもあきらめてしまうことが多い。
「あの店はエレベーターが無いからパス」
と。
他にも素敵な店はあるよと。
「短所は魅力の別名」。
それは本当のことだし、素敵な言葉には違いない。
でもやっぱり私たちにとって、エレベーターがないことは短所は短所でしかない。
最後におしらせ。
このブログは、来週からこちらに引っ越しますのでよろしくお願いします。。
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介護について
2015-01-17T21:22:40+09:00
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http://dada.bangofan.com/Entry/772/
震災から20年
阪神淡路大震災から20年。
もう20年なのか。
まだ20年なのか。
「時がたてば…って言われたけど、この悲しみは少しも薄らぐことはない」
とは肉親を亡くしたひとの言葉。
日常のすべてが覆された瞬間。
長田の真っ黒な焼け跡。
テレビや新聞に流れる名簿に釘づけになっていたこと。
忘れるわ...
もう20年なのか。
まだ20年なのか。
「時がたてば…って言われたけど、この悲しみは少しも薄らぐことはない」
とは肉親を亡くしたひとの言葉。
日常のすべてが覆された瞬間。
長田の真っ黒な焼け跡。
テレビや新聞に流れる名簿に釘づけになっていたこと。
忘れるわけはない。
忘れるわけはないけれど、それでも確実に昔話になりつつある。
大震災から数年後、私はイスタンブールで地震に遭った。
幸い、安宿ながらも新しい建物だったのでさほど揺れはしなかった。
震度4か5弱くらい。
が、ほとんどの宿泊客が地震というものを知らなかったから、宿中がパニックに陥った。
地震だ地震だと走り回る人。
死ぬ死ぬとオイオイ泣き出す人。
そんな中、日本人とトルコ人が
「大丈夫ですから落ち着いて」
「まだ余震がくるから気をつけて、揺れたらテーブルの下に入って」
と宥めてまわったのだった。
知らないということは恐怖を増大させる。
そしてパニックはさらなる被害をうむのだろう。
「『じしん』ってなあに?」
と信じられない問を口にした外国生まれの姪っ子にも、ちゃんと教えておかなくてはならない。
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いろいろ
2015-01-17T16:50:26+09:00
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寂しさと切なさと
母がなんだか元気がない。
どうしたの?
ってきいたら
「だって家の中が静かなんだもん」
と、うつむいた。
今日は妹一家が温泉にでかけている。
孫たちがいないから寂しいの?
「そう」
たった一泊やん。
明日には帰ってくるやん。
「そうなんだけどね。
あの子たちがオーストラリアに帰ったらどんなに...
どうしたの?
ってきいたら
「だって家の中が静かなんだもん」
と、うつむいた。
今日は妹一家が温泉にでかけている。
孫たちがいないから寂しいの?
「そう」
たった一泊やん。
明日には帰ってくるやん。
「そうなんだけどね。
あの子たちがオーストラリアに帰ったらどんなに静かになるか考えてたの」
妹たちはあと1週間で日本を去る。
一か月以上も子供たちと楽しく暮らしたら、後の静けさがたまらない、ということだった。
私がいるじゃないの!
にぎやかに踊ってあげようか?
といってみたら
「あんたは可愛くないからダメ」
・・・うっ。
じゃあ、アジャリもサンジもいるじゃないの!
でもダメなんだって。
誰も、猫でも、孫の代わりはできないんだって。
しょうがないなあ。
静かになってしまったら、2人で映画にでもいこうかな。
※来週から、このブログはこちらに完全引越ししますのでよろしくです。]]>
家族
2015-01-16T22:07:04+09:00
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デイサービスの連絡帳
デイサービスなどの施設に通うと「連絡帳」が作られる。
家族と施設のスタッフとの連絡に使われるもので、薬の変更や、施設での様子などをやりとりする。
だが温泉へ連れていった翌日。
連絡帳には、施設の職員さんがこんな言葉を書いてくれた。
『温泉へ行かれたとのこと、すごいですね!
介助された娘さんたち...
家族と施設のスタッフとの連絡に使われるもので、薬の変更や、施設での様子などをやりとりする。
だが温泉へ連れていった翌日。
連絡帳には、施設の職員さんがこんな言葉を書いてくれた。
『温泉へ行かれたとのこと、すごいですね!
介助された娘さんたち、お疲れ様でした。
感謝されていることと思いますよ』
褒められたたくてしたことじゃない。
感謝されたかったわけでもない。
でも、嬉しかった。
わかってもらえて、嬉しかった。
温泉ひとつ入るのにどんな苦労がいるのか、家族以外にわかってくれる人がいることが、嬉しかった。
突然ですが、このブログ、引っ越しを考えています。
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母の介護
2015-01-15T14:34:36+09:00
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http://dada.bangofan.com/Entry/769/
妖怪チョコレート
母とスポーツニュースを見ていると。
最初は、野球の話題だった。
新人投手のピッチングが映し出された。
次に、相撲の話題になった。
関取の稽古の様子が映しだされた。
すると母は
「これは、野球選手がお相撲さんになった、っていうニュースなの?」
と言った。
なんでそうなるのか。
高次脳ってわから...
最初は、野球の話題だった。
新人投手のピッチングが映し出された。
次に、相撲の話題になった。
関取の稽古の様子が映しだされた。
すると母は
「これは、野球選手がお相撲さんになった、っていうニュースなの?」
と言った。
なんでそうなるのか。
高次脳ってわからない。
さて今日は、ガトーショコラを作ってみた。
超うまうま!
だってリンツの85%カカオ使ったんだもん!
おいしくないはずがない!
(写真はあんまりだけど、本当においしかったのです。)
ケーキを食べながら、姪っ子が、いうんだ。
「だだってね、妖怪だよね。それか妖怪にとりつかれてるの」
ええ?
妖怪ウォッチにとりつかれているのは梅ちゃんのほうでしょ?
「あのね、だだはね。
妖怪チョコレートだよ」
なにっ!?
図星を指されれていると椿が補足する。
「『妖怪ウォッチ』でやってたんだけど、妖怪ってね、人が寝るみたいに自然にとり憑くものなんだって。
だから、だだは妖怪チョコレートにとり憑かれてるんだよ絶対」
なるほどー。
たしかに私は息を吸うようにチョコレートを食べる。
常々、いくらなんでも食べすぎじゃないかと思ってたんだ。
これは妖怪のせいなのね?
そうなのね?
・・・違うわい。]]>
チョコレート
2015-01-14T22:37:32+09:00
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http://dada.bangofan.com/Entry/768/
2年ぶりに温泉につかりました
母を温泉に連れていきたいと、ずっと考えていた。
温泉でなくてもいい。
「広いお風呂にざぶんとつかりたい」
という願いを叶えたいと思っていた。
家のお風呂がつかえないため、病に倒れてから2年、母は施設のお風呂以外は入ったことがない。
広いお風呂にざぶんとつかりたい気持ちはよくわかる。
が、立つことも...
温泉でなくてもいい。
「広いお風呂にざぶんとつかりたい」
という願いを叶えたいと思っていた。
家のお風呂がつかえないため、病に倒れてから2年、母は施設のお風呂以外は入ったことがない。
広いお風呂にざぶんとつかりたい気持ちはよくわかる。
が、立つことも座ることもおぼつかない母をお風呂に入れるのはそう簡単ではない。
私ひとりでは入れられない。
妹が帰国している今がチャンスだ。
ということで、母と妹と3人で近所の日帰り温泉に出かけた。
入浴用車椅子を備えてあるところだ。
スタッフもよく慣れていて親切だった。
2人がかりで母の服を脱がせ、浴用車椅子に移乗。
「どきどきするね」
と私がいうと
「ドキドキ、ワクワク」
と母は答えた。
浴用車椅子って不安定だし、フットレストのないタイプだったので、左足をひきずらないよう妹に支えてもらわなければいけなかった。
小さな段差があって手こずったりもした。
浴室のドアは近くにいた方が開けて下さった。
大騒ぎしながら洗い場へ到着。
まずは母の背中を流す。
私と妹は隙をみて交互に体を洗う。
ついに入浴。
車椅子で浴槽の縁まで行くことができた。
「いちにのさん!」
で母を抱えて車椅子から下ろす。
浴槽の縁に座らせ、それから一段おりた段差に座らせて。
「いっくぞー」
「つかるぞー」
「よーし」
どぼーん!
母はしゃがんだり正座したりはできない。
といって浴槽内にぺたんと座ると沈んでしまう。
だから私の膝の上に座らせた。
気がつくと寝そべったままふわふわと浮かんでいた。
「極楽、極楽」
「・・・あっ! 寝ないでお母さん!おぼれるよ!」
母は、2年ぶりの温泉を堪能していた。
お風呂上りの体はぐにゃぐにゃで。
不安定な浴用車椅子も、着替えも、さらに大変だった。
疲れたのか気持ちがよくなったせいかわからないけど、服を着ながら母はほとんど半眠りだった。
帰宅後は2時間もお昼寝をしてしまった。
「久しぶりで気持ち良かったよ!」
と母は言ってくれたけど。
まだまだ修行が足りないと思った。
インターネットを探すと、一人でお風呂に入れる方法とか、力を使わない移乗方法とか、無数の動画を見つけることができる。
これらをマスターしたらどこにでも連れていってあげられるのにと、改めて思った。]]>
母の介護
2015-01-13T17:39:04+09:00
だだ
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だだ
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http://dada.bangofan.com/Entry/767/
子供のなまえ
トシのせいだろうか。
よく、猫の名前を呼び間違える。
「サン・・・じゃなかった、アジャリ!」
という具合。
(「着物きれいだね」梅とサンジ)
妹の場合はもっとひどい。
「サン・・・じゃない、アジャ!・・・じゃなくて、龍ちゃん!」
子供が3人もいるとごちゃ混ぜになる、と言い訳してるけど、猫の名...
よく、猫の名前を呼び間違える。
「サン・・・じゃなかった、アジャリ!」
という具合。
(「着物きれいだね」梅とサンジ)
妹の場合はもっとひどい。
「サン・・・じゃない、アジャ!・・・じゃなくて、龍ちゃん!」
子供が3人もいるとごちゃ混ぜになる、と言い訳してるけど、猫の名前がかなり混ざっているのはどうだろう。
不思議なことに、母は間違えない。
孫の名前を呼び間違えたことがないのだ。
「椿!」
「梅!」
「龍!」
ちゃんと呼び分けている。
これって結構すごいのではないだろうか?
かと思えば私には
「ねえ、だだを呼んできてくれる?」
とか言うてくる。
母の中で私はいったいどういう設定なんだろうか・・・。]]>
家族
2015-01-12T22:49:01+09:00
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上がれない階段はない!
ドラマを見ていた。
始まったばかりの新ドラマ。
といっても、スマホをいじりながらなんとなく流していただけだ。
なのに突然。
ドラマのセリフが、ガツンと突き刺さってきた。
「上がれない階段はない!」
それは主人公が思い切ったことを始めるための第一歩を踏み出す瞬間だった。
階段というのは比喩表現だ。...
始まったばかりの新ドラマ。
といっても、スマホをいじりながらなんとなく流していただけだ。
なのに突然。
ドラマのセリフが、ガツンと突き刺さってきた。
「上がれない階段はない!」
それは主人公が思い切ったことを始めるための第一歩を踏み出す瞬間だった。
階段というのは比喩表現だ。
やればできるというような。
だけど
「上がれない階段はない」
という台詞を発したその子は、車椅子に乗っていた。
車椅子では階段は上がれない。
そんなの誰でも知っている。
彼が一番よく知ってる。
それでも彼は言ったのだ。
「上がれない階段はない」
と。
なんだか嬉しかった。
車椅子でも、勇気をだし、知恵をだし、声をあげれば、上がれない階段はない。
高い高い階段のてっぺんにあるウィーンにだって上がれる。
そういわれてる気がしたから。
ぜんぜん関係のないことに思いを馳せてしまい、ドラマのあらすじは覚えていません。]]>
母の介護
2015-01-11T22:44:49+09:00
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