忍者ブログ

在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
02«  2026/03  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   »04
Admin | Write | Comment

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


スポンサードリンク

半側空間無視でも読める本

母のために本を買った。
明日からショートステイなので、暇つぶしするための本だ。
とっても可愛い猫写真の本。



ただ、問題がある。
母には「物の右側しか認識できない」という障害がある。
本も右側のページしか見えない。
それに片手だから、堅いページをめくるのが難しい。

そこで、作りなおすことにした。
この本は全てのページを1枚ずつ切り離せるようになっている。
すべてをいったん切り離し、交互に上下させながら、じゃばらにつないでいく。
じゃばらの本にするのだ。



上下をひっくり返せば、左側だったページが今度は右側になる。
じゃばらだから、反対から開ければ裏のページが読める。
これですべてのページが「右側」になった。
表紙もつけなおした。



母は喜んで、一気に全部読んじゃおうとするので
 「明日のお楽しみね!」
と取り上げた。
小さい字も、右側ならなんとか少しは読めそうだった。
こんどは犬バージョンを買おうと思う。




明日から母がいないのでどこかへ出かけようかと思います。
いつも励ましの1クリックありがとうございます!
 ↓
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村
PR


スポンサードリンク

予約300人待ちの本を読んでる間に事件発生

図書館で本を借りるために予約をいれたら
 「300人待ち」
って宣言された。
いや、何年かかるねん!
どんだけ人気やねん!
待ちきれなくなって本屋で買って読んだ。
百田尚樹の『永遠の0』。



『0』は零戦のゼロ。
戦争の話だ。
特攻隊の話だ。
ずさんな戦略。
使い捨てられた無数の命。
爆弾を抱いて突っ込んでいった彼らは、しかし狂った時代に洗脳されていたわけではない。
「あらん限りの葛藤と苦しみ」、たくさんの想い。
そして最後の。
最後のほうの30ページ。
・・・すごい。
映画の原作にもなってるけど、映画館より家で本を読むほうが、安心して泣ける。

あの戦争はもはや私たちとは無関係にも思えるくらいに遠い。
でも日本人なら忘れちゃいけなかった。
カミカゼ、空襲、原爆・・・。
おびただしい犠牲の上に今の生活が築かれたことを。
 『あの戦争で亡くなった方たちはみんな、私たちのために死んだのでしょう』
という台詞の「私たち」は、当時生きていた人だけを指すのではない。
未来に生きる「私たち」も含まれているのだと思う。
「私たち」のために死んだ人たち。
・・・私たち、ていうか私、もっとしっかり生きなあかん。
素晴らしい本でございました。

素晴らしすぎて命の危険をもたらすくらいでした。

昨夜、夢中で本を読んでたら、母の体位交換が遅れたのです。
遅れてごめんねーって見に行ったら、母、めっちゃ嘔吐した後でした。
パジャマもシーツも毛布もゲロまみれ。
ものすごいカレーの匂いしてた。
わ、大丈夫!?って叫んだら母はけろりとして
 「うん、さっき綺麗に拭いてもらったから平気よ」
妄想できもちよくなってました

母の妄想はときに願望から生まれます。
≪妄想発生の仕組み≫
 早くこれ拭いてほしいなー(願望)
  ↓
 きっといつか拭いてくれるだろうなー(予想)
  ↓
 もう拭いてくれたに違いない!(妄想)

ほんまごめん、母。
遅れてごめん、母。
側臥位だったから良かったけど、仰向けだったら吐しゃ物で喉が詰まってたかも・・・!
ゾッとしました。
元気だ元気だと思ってたら意外に目が離せません。

いろいろあるけど書き続けられるのは皆さんのおかげです。
励ましの1クリックありがとうございます!
 ↓
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


スポンサードリンク

穏やかな散歩

天気がよかった。
シーツを洗った。
布団を干した。
ついでに猫も干してきた。

母をさそって散歩に出かけた。
近所の公園。
お日様と青空をながめてた。
 「いい天気だね」
 「あたっかいね」
っていいながら。
母はコーンポタージュを飲んでいた。

穏やかな。
穏やかな一日。



でも、もしかしたら。
心の中は穏やかじゃないのかもしれない。
もしかしたら。
いっぱい悩んでいるのかもしれない。
もしかしたら。
いっぱい悲しんでいるのかもしれない。

立てなくなって 歩けなくなって
掴めなくなって 触れなくなって
見えなくなって 読めなくなって
働けなくなって 仕事できなくなって
運転できなくなって 遊びにいけなくなって
いろいろなことが 覚えられなくなって
自分の親みたいな年頃のおじいさんおばあさんと一緒に
ただじーっと過ごすしかなくて。

すべてを あきらめるしかなくて
すべてを うけいれるしかなくて
それでも母はなんにもいわない。
いつも穏やかに
穏やかに微笑んでいる。

私は
そんな母の傍らに座ってることしかできなくて。
動かない左手を
 「なまけものだね!」
と笑いながら曲げたり伸ばしたりすることしかできなくて。
お日様をあびながら
小鳥の声を聞きながら
それでも
生きててくれてありがとうと思った。

今日はひとつ決断を下しました。
近日中に書こうと思いますが、ちょっと悲しくてちょっと勇気がいりました。
励ましの1クリックお願いします!
 ↓
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


スポンサードリンク

初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
詳しくはこちら

広告





ブログ内検索

プロフィール

メールはこちら

ランキング

<< BACK  | HOME |   NEXT >>
Copyright ©  -- 在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]