在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
哀しみのシュークリーム
お客様からシュークリームをいただいた。
私の大好きなシュークリームである。
皆でおいしくいただいて、ひとつ余った。
食べちゃいたいけど・・・
ちょっと惜しいけど・・・
「おかあさんにあげるよ」
いい子ぶって譲った。
「ありがとう、おいしそうね」
母は受け取ったシュークリームをひざの上に置いた。
そして、その上からひざ掛けをかけた。
・・・えっ?
と思った次の瞬間!
母はひざ掛けを手のひらで叩きはじめた。
パン!
パン!
パン!
「なにすんのオカン!!!」
急いで止めても、もう遅い。
やぶれるシュー生地!
飛び散るカスタード!
シュークリームは母のズボンとひざ掛けの間で潰れてべったんこにひしゃげていた。
ああ!
ああああああ!!
食べとけばよかったー!!!
いい子ぶるんじゃなかった。
母は
「そんなとこにシュークリームがあるなんて!」
と驚いていた。
きっと受け取った瞬間に何を受け取ったのか分からなくなったんだろう。
なぜ叩いちゃったのかは謎である。
もう、高次脳がミステリーすぎて笑えてくる。
おいしいクリームの沁みこんだズボンとひざ掛けを洗うの、すごく悲しかった。
1クリックで私を慰めてください・・・。
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私の大好きなシュークリームである。
皆でおいしくいただいて、ひとつ余った。
食べちゃいたいけど・・・
ちょっと惜しいけど・・・
「おかあさんにあげるよ」
いい子ぶって譲った。
「ありがとう、おいしそうね」
母は受け取ったシュークリームをひざの上に置いた。
そして、その上からひざ掛けをかけた。
・・・えっ?
と思った次の瞬間!
母はひざ掛けを手のひらで叩きはじめた。
パン!
パン!
パン!
「なにすんのオカン!!!」
急いで止めても、もう遅い。
やぶれるシュー生地!
飛び散るカスタード!
シュークリームは母のズボンとひざ掛けの間で潰れてべったんこにひしゃげていた。
ああ!
ああああああ!!
食べとけばよかったー!!!
いい子ぶるんじゃなかった。
母は
「そんなとこにシュークリームがあるなんて!」
と驚いていた。
きっと受け取った瞬間に何を受け取ったのか分からなくなったんだろう。
なぜ叩いちゃったのかは謎である。
もう、高次脳がミステリーすぎて笑えてくる。
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梅ちゃんのバイオリン
妹一家がオーストラリアに帰っていった。
約40日と長い滞在だった。
母の在宅介護にやっと慣れた頃、3人の子供たちを引き連れてきたのだから、それはまさに嵐の襲来だった・・・。
毎日毎日、にぎやかだった。
誰かが歌ったり踊ったり、泣いたり笑ったりケンカしたりする声が一日中聞こえていた。
毎日毎日。
楽しかった。
その子供たちがいなくなると、家の中はピタリと静まりかえった。
歌ったり踊ったり、泣いたり笑ったりケンカしたりする声はもう聞こえない。
どれだけ耳を澄ましても、バイオリンの音はもう聞こえない。
5才の梅ちゃんはオーストラリアでもバイオリンを習っていた。
読み書きの練習はまったくやらないのにバイオリンだけは放っておくといつまででも弾いている。
「よっぽど好きなのね」
と、母は喜んだ。
母はバイオリン教師だから。
母自身はもう弾けないし、倒れてから一度も生徒さんに教えたりはしていないけれど、それでもバイオリンは母にとって、仕事であり、生き甲斐であり、誇りだから。
小さな孫娘が10分の1のバイオリンをじょうずに弾いてみせたときはとても喜んだ。
そして長いあいだ見なかった母の顔、仕事と生き甲斐と誇りをもっている母の顔に戻った。
母が母に戻るための鍵を、梅ちゃんは持っていた。
教師としての母の指導は厳しい。
梅ちゃんはよく泣きべそをかいていた。
それでも毎回1時間以上、5才にしては長いレッスンを弾き続けた。
泣かされても泣かされても
「おばあちゃんと、ばいおりんするの」
嬉しそうにバイオリンと楽譜をかかえて母の部屋にやってきた。
そして『メヌエット』や『楽しき農夫』を弾いていた。
素直でまっすぐな良い音だった。
今日はリムジンバス乗り場まで見送りにいった。
帰宅すると家があまりにも静まり返っているので
「静かになったねえ」
「さびしいねえ」
「梅ちゃんのレッスン、もうできないねえ」
と話していると。
床に、バイオリンが、落ちてた。
あの子、大事なバイオリンを忘れて帰ったみたい。
あかんやん。
どうでもいいけど寂しさを紛らわすために漫画をかりてきました。
今さらな漫画らしいです。
おもしろいけどこれこわい。


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母の在宅介護にやっと慣れた頃、3人の子供たちを引き連れてきたのだから、それはまさに嵐の襲来だった・・・。
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誰かが歌ったり踊ったり、泣いたり笑ったりケンカしたりする声が一日中聞こえていた。
毎日毎日。
楽しかった。
その子供たちがいなくなると、家の中はピタリと静まりかえった。
歌ったり踊ったり、泣いたり笑ったりケンカしたりする声はもう聞こえない。
どれだけ耳を澄ましても、バイオリンの音はもう聞こえない。
5才の梅ちゃんはオーストラリアでもバイオリンを習っていた。
読み書きの練習はまったくやらないのにバイオリンだけは放っておくといつまででも弾いている。
「よっぽど好きなのね」
と、母は喜んだ。
母はバイオリン教師だから。
母自身はもう弾けないし、倒れてから一度も生徒さんに教えたりはしていないけれど、それでもバイオリンは母にとって、仕事であり、生き甲斐であり、誇りだから。
小さな孫娘が10分の1のバイオリンをじょうずに弾いてみせたときはとても喜んだ。
そして長いあいだ見なかった母の顔、仕事と生き甲斐と誇りをもっている母の顔に戻った。
母が母に戻るための鍵を、梅ちゃんは持っていた。
教師としての母の指導は厳しい。
梅ちゃんはよく泣きべそをかいていた。
それでも毎回1時間以上、5才にしては長いレッスンを弾き続けた。
泣かされても泣かされても
「おばあちゃんと、ばいおりんするの」
嬉しそうにバイオリンと楽譜をかかえて母の部屋にやってきた。
そして『メヌエット』や『楽しき農夫』を弾いていた。
素直でまっすぐな良い音だった。
今日はリムジンバス乗り場まで見送りにいった。
帰宅すると家があまりにも静まり返っているので
「静かになったねえ」
「さびしいねえ」
「梅ちゃんのレッスン、もうできないねえ」
と話していると。
床に、バイオリンが、落ちてた。
あの子、大事なバイオリンを忘れて帰ったみたい。
あかんやん。
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