在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
母に教わる和食のレシピ
「和食」
と母。
「魚」
と妹。
うーん苦手分野なんだよねー。
そこで母に教えてもらいながらつくることにした。
「お酒と水を、てきとうに入れて」
てきとうかー。
てきとうねー。
「みりんとお醤油をぼちぼち入れて」
ぼちぼちかー。
ぼちぼちねー。
「あ、お砂糖もね!」
どれくらい?
「どさどさっと!」
どさどさっとかー。
どさどさっとねー。
わかるわけないねー。
たまたま来ていたヘルパーさんにも助言を求めてみた。
「Sさん、お砂糖ってどれくらい入れます?」
「ばさばさっと!」
もー。
みんなねー。
どさどさとか
ばさばさとか
擬態語すぎるんだよ!
このB型人間め!
って、私もB型やったわ!
てきとうとぼちぼちと
どさどさとばさばさで
煮魚もかぼちゃの炊いたんも美味しく仕上がった。
レシピって一体何だろうと思った。
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ボケの天才
日にちや時間や人間関係、いろんなものがごちゃごちゃだ。
今は何月? ってきいたら
「8月」
と答えるときもある。
私をおばさんだと思い込み、私自身の噂話に花を咲かせることもある。
妹が2人の亭主と重婚している設定になってたこともあった。
高次脳だか血管性認知だかしらないが、関西人的には天才的ボケ職人というところ。
大抵は笑っとく。
母は、ときには死者まで甦らせる。
「おじいちゃんとおばあちゃんも、インフルエンザの予防注射、うっとかないとねえ」
なんて言い出すのだ。
・・・そうだねえ。
てきとうに相づちをうちつつ
・・・おじいちゃんのお葬式で私が弔辞を読んだの覚えてる?
と訊いてみる。
「覚えてるよ!
いいお葬式でしたねって今でも友達に言われるもん」
葬式したんなら、もう死んでるはずだよねえ。
「そうなんだけどねえ。
死んだなんて言ったら悪いわよ。
そのへんにいてはるのに」
そのへんってどこですか。
「隣の部屋に、おばあちゃんといてはるでしょ」
怖い!
それ怖いよ!
母がいうとなんとなく真実味あるんだよ!
ちなみに今日は
「椿と梅ちゃんと一緒にバスに乗ったの♪」
と、嬉しそうにデイから帰ってきました。
会いたい気持ちが募って妄想が見えたのかもしれません。
孫の椿と梅ちゃんは、来週、オーストラリアから帰国の予定です。
私が弔辞を読んだ祖父母も、天国から(か、隣の部屋から)楽しく見ていてくれるでしょう。
あの子たちが帰国するまえに
「おばあちゃんは冗談がうまくなった」
と、ちゃんと報せておこうと思います。
なんか最近、私の文章ってボケもツッコミもオチもない!
関西人ならちゃんとオチつけなアカンやん!
・・・て思った方もどうでもいい方も
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一寸先はマンホール
人生、いろんなことがある。
いろんなことが。
一寸先は闇という。
明日はどうなるかなんて全然わからないよ。
私なんて、
マンホールにはまったからね。
何が起こるかわからないよホント。
昨夜のことだ。
雨戸が閉めにくかったので調べようと思った。
庭にまわって窓に手をかけた、そのとき。
右足が地面に吸い込まれた。
つま先からズブリと地中に沈んでいく。
あわてて膝をついて転倒はまぬがれたが、ふくらはぎまで地面に入っちゃってる。
「なんやこれ!」
それは小さなマンホールだった。
手の平サイズで、正式にはマンホールとは呼ばないかもしれないくらい小さな縦穴。
何かのはずみで蓋がはずれていた。
えらい小さな穴にハマったもんやなー。
半笑いで足を引っ張りあげようとして凍りついた。
・・・抜けない。
穴が小さすぎて足首から先がどうしても抜けない!
足首を動かせないから靴も脱げない。
にっちもさっちもいかなくなった。
「どうした」
窓をガラリと開けてオヤジが登場。
マンホールにハマって足が抜けへんねん。
「おし、引っ張ったろか」
いや、痛いから!
「引っ張らなしゃあないやろこんなもん!」
折る気か!
「じゃあライターで」
燃やす気か!
叫ぶ私。
「待っててね、今お母さんも行くから!」
うわああ!!
お母さんひとりでベッドから降りたらダメえええ!!
もう大騒ぎ。
そうこうするうちに寒くてたまらんようになってきた。
このままでは一家凍死である。
もうちょっと頑張ってダメだったらレスキュー隊呼ぶかなんて思ってたら、
・・・すぽん!
大きなカブの勢いで足が抜けた。
めっちゃ痛かったけど助かった。
家の庭でマンホールにはまって抜けなくなるなんて、想像もしていなかった。
まったく、いろんなことがあるもんだ。
穴にハマっても頑張れ!と思っていただいたかたも
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