在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
妹の施設入所について
私の末の妹は、重いハンディキャップをかかえて生まれてきた。
立てないし座れないし話せないし字も読めない。
自分ひとりでは水も飲めない。
車椅子にのって紙オムツつけてる。
でも、普通に暮らしてる。
平日は作業所で働き、土日はヘルパーさんと遊びにいく。
家のお風呂は使えないけど温泉でまったりすることはできる。
カラオケも歌える。
映画も楽しめる。
立てなくても歩けなくても、車椅子に乗ってどこへでも旅行に行ける。
びっくりするほど大勢の友達がいる。
障害があっても
人生を楽しむことはできる。
動けなくても
幸せになることはできる。
心はおなじだから。
だけど、今の暮らしをつづけることは、もうできなくなった。
身体障害者施設に入居することになったから。
12月下旬に引っ越して家と施設を行ったり来たりしながら年末年始をすごし、だんだん慣れてもらう予定。
正直、すごく悔しい。
すごくすごく申し訳ない。
すごくすごくすごく。
私がもっとしっかりしていたら。
私がもっと、良いお姉ちゃんだったら。
すごくすごくすごく。
実は、母が倒れてから今までにも「入所させよう」という意見はあった。
父とか親戚とか。
でも私が拒否していた。
やれるところまで頑張りたかった。
最終的に決めたのは母だった。
ある晩、途方にくれている私を見て、ベッドの中から言ったのだ。
「もう、ね、施設入れよう。入ってもらおう、そうしよう、ね」
って。
母はそう言うことで私を救おうとしてくれたのだ。
2人の姉を妹の犠牲にしてはいけない。
それが母の信念だから。
妹はほとんど喋れないから、どう感じているのか、はっきりとはわからない。
だけどみんなでいっぱい説明したから意味は分かっていると思う。
来月から入所だよっていうと
「うん」
と真面目な顔で返事した。
イヤは言わなかった。
なぜ施設に入ることになったのか、妹なりに理解してくれたのだと感じている。
幸いなのは施設のことがよくわかっているということだ。
妹は昔からショートステイに利用してきた。
ショートと入所は別物だけど、無数の施設見学をしてきた母が
「このあたりであそこ以上のものはない」
と言い切り
「私に何かあったらゆうこをお願いします」
と以前から頼んでいたそうだ。
妹は来年からはもう、平日に働くことはない。
土日に遊びにでかけることもない。
普通の暮らしとはいえないだろう。
でも、母が選びぬいた施設だから。
きっと良い所なんだと思う。
きっと次の幸せが開けるのだと思う。
大人になって家を出るのはごく一般的なこと。
家を出て、妹は自立するのだ。
新しい人生を歩いていく。
思いがけない素晴らしい出会いがきっと待っているだろう。
私たち家族はそれに賭けることにした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
皆様の1クリック に私は元気をいただいています。
1日1回よろしくお願いします!
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人生を楽しむことはできる。
動けなくても
幸せになることはできる。
心はおなじだから。
だけど、今の暮らしをつづけることは、もうできなくなった。
身体障害者施設に入居することになったから。
12月下旬に引っ越して家と施設を行ったり来たりしながら年末年始をすごし、だんだん慣れてもらう予定。
正直、すごく悔しい。
すごくすごく申し訳ない。
すごくすごくすごく。
私がもっとしっかりしていたら。
私がもっと、良いお姉ちゃんだったら。
すごくすごくすごく。
実は、母が倒れてから今までにも「入所させよう」という意見はあった。
父とか親戚とか。
でも私が拒否していた。
やれるところまで頑張りたかった。
最終的に決めたのは母だった。
ある晩、途方にくれている私を見て、ベッドの中から言ったのだ。
「もう、ね、施設入れよう。入ってもらおう、そうしよう、ね」
って。
母はそう言うことで私を救おうとしてくれたのだ。
2人の姉を妹の犠牲にしてはいけない。
それが母の信念だから。
妹はほとんど喋れないから、どう感じているのか、はっきりとはわからない。
だけどみんなでいっぱい説明したから意味は分かっていると思う。
来月から入所だよっていうと
「うん」
と真面目な顔で返事した。
イヤは言わなかった。
なぜ施設に入ることになったのか、妹なりに理解してくれたのだと感じている。
幸いなのは施設のことがよくわかっているということだ。
妹は昔からショートステイに利用してきた。
ショートと入所は別物だけど、無数の施設見学をしてきた母が
「このあたりであそこ以上のものはない」
と言い切り
「私に何かあったらゆうこをお願いします」
と以前から頼んでいたそうだ。
妹は来年からはもう、平日に働くことはない。
土日に遊びにでかけることもない。
普通の暮らしとはいえないだろう。
でも、母が選びぬいた施設だから。
きっと良い所なんだと思う。
きっと次の幸せが開けるのだと思う。
大人になって家を出るのはごく一般的なこと。
家を出て、妹は自立するのだ。
新しい人生を歩いていく。
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後ろ向きの奇跡
いろいろあって
言葉もでないほどいっぱいいっぱいで
はちきれそうになって
・・・友達とUSJに行った。
月に一度の休日だ。
あきれるくらいの晴天だった。
私は雨女のはずなのに。
平日で空いていたから、アトラクションで遊びまくり、ショーを見まくり、おやつを食べまくり、バックドロップに乗りまくった。
「バックドロップ」といってもプロレスの技じゃない。
後ろ向きに走るジェットコースターのこと。
楽しかった!
ラッキーなことに最後尾に乗ることができた。
後ろ向きの最後尾だから私の前には誰もいない。
何もない。
特等席だ。
乗り物が動きだしトンネルをくぐる。
最初の山をのぼっていく。
ゆっくりゆっくり高みへとのぼりつめていく。
進行方向に背を向けているから、行く先が見えない。
いつ何が起こるのかまったくわからない。
突然、ガクン!と頭から落ちていく。
落ちていく!
体ごと宙に放りだされる感覚。
悲鳴をあげながら安全バーにしがみつく。
かと思うと急に上へと引っ張り上げられる。
右へ左へ、乱暴に投げつけられる。
風にさらわれる。
空へ飛ばされる。
空へ。
青空へ。
つまずいて転んで倒れるまでの一瞬がスローモーションに見えるときがあるが、そんな感じで、私は空を見ていた。
ジェットコースターのてっぺんの空はものすごく青かった。
どこまでも広かった。
白い太陽が輝いていた。
世界のぜんぶを照らしていた。
私の隣で太陽は輝いてた。
投げとばせ!
放りだせ!
とんでいってしまえ!
すべて、この青空の彼方まで。
後ろ向きの爽快感に夢中になって2回も乗り、それでも足りなくて前向きの普通バージョンにもまた並んで乗った。
めちゃめちゃ楽しかった。
なにしろジェットコースターに3回乗ってたまたま3回とも同じ席、しかも最後尾だなんて!
ツイているにもほどがある。
ツイていたのは、もしかしたら、友達が一緒だったからかもしれない。
彼女は晴れ女だから。
落ち込んでる私に寄り添ってくれたから。
今日一日で一番ラッキーな奇跡は、良い友達がそばにいてくれたことだ。
たくさん遊んでたくさん叫び、
たくさんたくさん笑ったら
奇跡みたいに元気でた。
前へ前へ、進むことばかり考えて疲れてたから。
ちょっと立ち止まってバックドロップに乗るのは悪くなかった。
読んでくださってありがとうございます!
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「バックドロップ」といってもプロレスの技じゃない。
後ろ向きに走るジェットコースターのこと。
楽しかった!
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後ろ向きの最後尾だから私の前には誰もいない。
何もない。
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最初の山をのぼっていく。
ゆっくりゆっくり高みへとのぼりつめていく。
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突然、ガクン!と頭から落ちていく。
落ちていく!
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悲鳴をあげながら安全バーにしがみつく。
かと思うと急に上へと引っ張り上げられる。
右へ左へ、乱暴に投げつけられる。
風にさらわれる。
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空へ。
青空へ。
つまずいて転んで倒れるまでの一瞬がスローモーションに見えるときがあるが、そんな感じで、私は空を見ていた。
ジェットコースターのてっぺんの空はものすごく青かった。
どこまでも広かった。
白い太陽が輝いていた。
世界のぜんぶを照らしていた。
私の隣で太陽は輝いてた。
投げとばせ!
放りだせ!
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めちゃめちゃ楽しかった。
なにしろジェットコースターに3回乗ってたまたま3回とも同じ席、しかも最後尾だなんて!
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絞り出す言葉
どうせわからない。
ひとの気持ちなんて。
どうせつたわらない。
わたしの気持ちなんて。
小学生のとき
「エスパーじゃないんだから、わかるわけないでしょ!」
とか、よくいったっけ。
もう小学生じゃないので、つたえる努力をしようと思います。
そのために文字があるのです。
そのために私は書くのです。
だけど、今はまだ、一行しか書けない。
普段はあんなに饒舌なのに
絞り出してもたったの一行。
これ以上はどうしても書けない。
・・・妹を、施設に入所させることに決めました。
(サンジをなでようとしている妹の手)
「よかったね」だけは言わないでください。
おねがいだから今はまだ。
落ち着いたら、きっと書くから。
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そのために私は書くのです。
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普段はあんなに饒舌なのに
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これ以上はどうしても書けない。
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