在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
醍醐味
きょうは朝から大騒ぎだった。
排泄コントロールって難しい。
2人して上から下までドロドロになっちゃって
「うおおお、これが噂に聞く『介護の醍醐味』ってやつかーー!」
私は大いに盛り上がる。
ドロドロになるのは気にならないけれど、母が
「ごめんね、臭いね、情けないね」
小さな声でくりかえし呟くのがキツかった。
謝らせてごめん。
そうこうするうちに迎えがきた。
今日は母のママ友が集まる日。
大急ぎで洗って着替えて化粧させて出かけさせた。
迎えにきてくださった方に遅れた事情を話すと
「あら、今日はウンがついてる日なのね!
実はウチのおじいちゃんもなのよ~」
といわれた。
冷えるとよくあることらしい。
初めてだからバタバタしたけど、これも「介護あるある」なんだろう。
母がいってしまって、やれやれと一息ついた。
大騒ぎの間はおとなしくしていた猫たちが、いつのまにか私のまわりに寄ってきた。
「おつかれさま」とでも言うように。

そのまましばらく猫たちと、ならんでお日さま浴びていた。
排泄コントロールって難しい。
2人して上から下までドロドロになっちゃって
「うおおお、これが噂に聞く『介護の醍醐味』ってやつかーー!」
私は大いに盛り上がる。
ドロドロになるのは気にならないけれど、母が
「ごめんね、臭いね、情けないね」
小さな声でくりかえし呟くのがキツかった。
謝らせてごめん。
そうこうするうちに迎えがきた。
今日は母のママ友が集まる日。
大急ぎで洗って着替えて化粧させて出かけさせた。
迎えにきてくださった方に遅れた事情を話すと
「あら、今日はウンがついてる日なのね!
実はウチのおじいちゃんもなのよ~」
といわれた。
冷えるとよくあることらしい。
初めてだからバタバタしたけど、これも「介護あるある」なんだろう。
母がいってしまって、やれやれと一息ついた。
大騒ぎの間はおとなしくしていた猫たちが、いつのまにか私のまわりに寄ってきた。
「おつかれさま」とでも言うように。
そのまましばらく猫たちと、ならんでお日さま浴びていた。
PR
スポンサードリンク
本をひらくとき
うまくいく時もあれば
うまくいかない時もある。
楽しい一日もあれば
悲しい一日もある。
みんなで笑える昼もあれば
ひとり泣いてる夜もある。
誰彼なしにに喋りたいときもあれば
だれにも話せないこともある。
・・・今日は、後者。
ちょっとへこんでいるときは
できるだけ分厚い本をひらく。
本は、私がどんな気分でいても、かわらずに鮮やかな物語をみせてくれる。
別世界に誘い、もてなし、歓迎してくれる。
涙のあとには見向きもせずに。
本は、いちばん付き合いが古くて、いちばん口の堅い友人だ。
いわずとしれた『指輪物語』。
フロドといっしょに旅に出よう。
ホビットやエルフと冒険しよう。
全部で何巻?
また長い旅になりそうだ。
この旅を終えたとき・・・全巻を読み終える頃には、私はどんなふうになってるかな。
うまくいかない時もある。
楽しい一日もあれば
悲しい一日もある。
みんなで笑える昼もあれば
ひとり泣いてる夜もある。
誰彼なしにに喋りたいときもあれば
だれにも話せないこともある。
・・・今日は、後者。
ちょっとへこんでいるときは
できるだけ分厚い本をひらく。
本は、私がどんな気分でいても、かわらずに鮮やかな物語をみせてくれる。
別世界に誘い、もてなし、歓迎してくれる。
涙のあとには見向きもせずに。
本は、いちばん付き合いが古くて、いちばん口の堅い友人だ。
フロドといっしょに旅に出よう。
ホビットやエルフと冒険しよう。
全部で何巻?
また長い旅になりそうだ。
この旅を終えたとき・・・全巻を読み終える頃には、私はどんなふうになってるかな。
スポンサードリンク
母の靴コレクション
靴を捨てた。
母の靴を捨てた。
車椅子生活をおくる母にはもう、ヒールなんていらないから。
ごっつい装具をはずせなくなった足ではもう、ふつうの靴なんて履けないから。
・・・なーんて。
そんな感傷的な話ではない。
母はなにしろ「捨てられない人」。
紙袋やビニール袋、紙のうちわやビニールバッグ、ティッシュケースや保冷バッグなど、どうでもいいものを大量に保管して家の中を占拠している。
ゴミ屋敷となるのを防ぐべく、いま少しずつ片づけている最中なのだ。
「集めてるわけじゃないんだけど」
といいつつ、母の靴コレクションは玄関のシューズボックスからはみだして物置や階段の下にまで積み上げられている。
いったい何十足あるんだろう!
調べてみると悪くなった靴や古くて履けない靴がほとんどだ。
「捨てるよ」
「これも捨てるよ」
どんどんゴミ袋にほうりこんでいく。
母は観念した様子で
「うん、捨てていいよ。
私もうヒール履けないもんね」
寂しそうにつぶやいている。
が、
「それは捨てたらダメ!」
大きな声をあげた。
銀色のパンプス。
キラキラのついたやつ。
「それは必要なの!
演奏会で履くんだから!」
母の脳みそは今ややこしいことになっていて、自分の状態を認識することができない。
自分が車椅子に乗っていることはわかっても歩けないことは理解できない。
左の小指一本動かせないのに次のコンサートでは立ってバイオリンを弾くつもりでいる。
弾けないんだよって指摘すると混乱してパニックを起こすから私たちはあえて否定しない。
「じゃあ、この靴は置いておくね」
っていう。
まあいいや、一足くらい。
大事なものなら残しておこう。
銀色のパンプス。
キラキラのついたやつ。
「それとね、金色のと白いのと黒のエナメルのも!」
って、何足あるねん!
多いねん!
そんなんいうてるから溜まっていくねん!!!!
・・・でも結局、私はキラキラした靴たちを、一足も捨てることができませんでした。
装具の上から履けるキラキラな靴ってないかなー。
母の靴を捨てた。
車椅子生活をおくる母にはもう、ヒールなんていらないから。
ごっつい装具をはずせなくなった足ではもう、ふつうの靴なんて履けないから。
・・・なーんて。
そんな感傷的な話ではない。
母はなにしろ「捨てられない人」。
紙袋やビニール袋、紙のうちわやビニールバッグ、ティッシュケースや保冷バッグなど、どうでもいいものを大量に保管して家の中を占拠している。
ゴミ屋敷となるのを防ぐべく、いま少しずつ片づけている最中なのだ。
「集めてるわけじゃないんだけど」
といいつつ、母の靴コレクションは玄関のシューズボックスからはみだして物置や階段の下にまで積み上げられている。
いったい何十足あるんだろう!
調べてみると悪くなった靴や古くて履けない靴がほとんどだ。
「捨てるよ」
「これも捨てるよ」
どんどんゴミ袋にほうりこんでいく。
母は観念した様子で
「うん、捨てていいよ。
私もうヒール履けないもんね」
寂しそうにつぶやいている。
が、
「それは捨てたらダメ!」
大きな声をあげた。
銀色のパンプス。
キラキラのついたやつ。
「それは必要なの!
演奏会で履くんだから!」
母の脳みそは今ややこしいことになっていて、自分の状態を認識することができない。
自分が車椅子に乗っていることはわかっても歩けないことは理解できない。
左の小指一本動かせないのに次のコンサートでは立ってバイオリンを弾くつもりでいる。
弾けないんだよって指摘すると混乱してパニックを起こすから私たちはあえて否定しない。
「じゃあ、この靴は置いておくね」
っていう。
まあいいや、一足くらい。
大事なものなら残しておこう。
銀色のパンプス。
キラキラのついたやつ。
「それとね、金色のと白いのと黒のエナメルのも!」
って、何足あるねん!
多いねん!
そんなんいうてるから溜まっていくねん!!!!
・・・でも結局、私はキラキラした靴たちを、一足も捨てることができませんでした。
装具の上から履けるキラキラな靴ってないかなー。
スポンサードリンク
