在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
敬老の日
皆様、先日の記事には大きな反響をありがとうございました。
頂いたコメントの数はなんと、お爺が死んだときに次ぐ数でした。
めっちゃ嬉しかったです。
「ほめて」って言ってみるもんですね。
コメントの中に質問がありました。
うちのオヤジがゴミの分別をマスターしたのかどうか?というご質問です。
なんにもできないオヤジに少しずつ家事を覚えてもらうため、毎月ひとつずつ目標を決めています。
4月は「脱いだ服を洗濯カゴに入れておく」
5月は「食べたあとの食器を流しまで運ぶ。たまには洗う」
6月は「休みの日に洗濯干しと風呂掃除をする」
こんな感じ。
ところが夏に入って急に停滞しちゃった。
7月の目標!「ゴミの分別ができるようになる!」
8月の目標!「ゴミの分別ができるようになる!」
9月の目標!「ゴミの分(以下同文)」
なんだかなあ。
難しいらしいです。
燃えるゴミと燃えないゴミの区別はだいたいつくようになった。
あと、瓶とリサイクルゴミを洗って捨ててくれるようになったら次のステップに進めるのだけれど。
実はオヤジには、家事のほかにもいろいろ覚えなくちゃならないことがあるのです。
それは、母の介護。
ベッドから車いすへの移乗とか、トイレ介助とか。
こっちのほうがほんとに難しい。
病院で何回も教えてもらって、ようやく、少しだけできるようになった。
「お父さんがんばってますよ!」
二十代の若い先生にほめてもらってた。
なかなか、はかどらないけれど。
気持ちだけは頑張ってるオヤジに無印良品のビーズクッションを買ってあげた。
敬老の日のプレゼントだよって。
そしたら。
「俺・・・敬老・・・。
俺・・・敬老なのか・・・
老なのか・・・。」
かえっておちこんでた。
負けるなオヤジ。
頂いたコメントの数はなんと、お爺が死んだときに次ぐ数でした。
めっちゃ嬉しかったです。
「ほめて」って言ってみるもんですね。
コメントの中に質問がありました。
うちのオヤジがゴミの分別をマスターしたのかどうか?というご質問です。
なんにもできないオヤジに少しずつ家事を覚えてもらうため、毎月ひとつずつ目標を決めています。
4月は「脱いだ服を洗濯カゴに入れておく」
5月は「食べたあとの食器を流しまで運ぶ。たまには洗う」
6月は「休みの日に洗濯干しと風呂掃除をする」
こんな感じ。
ところが夏に入って急に停滞しちゃった。
7月の目標!「ゴミの分別ができるようになる!」
8月の目標!「ゴミの分別ができるようになる!」
9月の目標!「ゴミの分(以下同文)」
なんだかなあ。
難しいらしいです。
燃えるゴミと燃えないゴミの区別はだいたいつくようになった。
あと、瓶とリサイクルゴミを洗って捨ててくれるようになったら次のステップに進めるのだけれど。
実はオヤジには、家事のほかにもいろいろ覚えなくちゃならないことがあるのです。
それは、母の介護。
ベッドから車いすへの移乗とか、トイレ介助とか。
こっちのほうがほんとに難しい。
病院で何回も教えてもらって、ようやく、少しだけできるようになった。
「お父さんがんばってますよ!」
二十代の若い先生にほめてもらってた。
なかなか、はかどらないけれど。
気持ちだけは頑張ってるオヤジに無印良品のビーズクッションを買ってあげた。
敬老の日のプレゼントだよって。
そしたら。
「俺・・・敬老・・・。
俺・・・敬老なのか・・・
老なのか・・・。」
かえっておちこんでた。
負けるなオヤジ。
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私の闘い
母が家で暮らすにあたり、現在の寝室は車椅子では使えないので
「お爺の部屋をつかおう」
ということになった。
今は使っていない10畳ほどの部屋。
トイレも洗面所もつくることができる。
最適である。
だが、今は使っていないというのは「部屋として」使っていないという意味で。
お爺の死後の数年間、母はここを
『納戸』
にしていた。
置き場に困るものがあると
「とりあえずおじいちゃんとこの『納戸』に入れとけば?」
大量の本、ベビーチェア、マンガ、CD、服、椅子、ペット用品、筆記具、通販で買ったきり開けてもいない謎の箱、アルバム、石鹸、懐中電灯が4つ5つ・・・。
大小さまざまなものが立体パズルのように詰め込まれ、足の踏み場もないというより「アリにの這い入る隙もない」ほどギチギチにモノが詰め込まれていた。
「この部屋を使えるようにするのか・・・」
暗澹たる気持ちで片づけを始めたのが夏のはじめだと思う。
しばらく経ってから
「見て!
ちょっと片付いたよ!」
と、妹に送ってみせた写真がコレ。
この部屋の掃除は、まさに闘いであった。
まず500冊余りの本をブックオフに引き取ってもらった。
毎週10袋ずつぐらいゴミの日に出した。
妹のものやまだ使えるものは2階の納戸に押し込めた。
ホコリのアレルギーで顔が腫れた。
喘息も起こした。
それでも少しずつ少しずつ続けた。
朝は病院、夜は仕事、その合間をぬって片づけていたのでなかなかはかどらなかったが、夏の終わりにはすべての荷物を除けることができた。
業者さんに来てもらって、壊れた家具や家電を引き取ってもらった。
別の部屋みたいに広くなった!
だが、闘いはこれからだった。
納戸にしているあいだは分からなかったのだけど。
壁に触れるとネタネタしている。
柱もネタネタしている。
部屋のすべてがアメ色にくすんでいる。
「ヤニだ!」
祖父母はそろってチェーンスモーカーであった。
そして病がちな年よりであった。
換気とかいう言葉もあんまり知らなかったと思う。
冬の日に閉め切った部屋で2人そろってモクモクやっていたのを覚えている。
おかげで部屋中がヤニ色に染まり、壁も柱もいまだにネチョネチョなのだ。
タバコなんてこの世から消えてしまえばいいのにと思った。
壁紙を替える余裕はいまのところないので拭くことにした。
すべての壁と柱と、そして天井も、できるだけ拭いた。
拭きまくった。
カーペットもカーテンもぜんぶ粗大ゴミにだした。
そして今日は、ワックスをかけた。

どうよ!
どうよこれ!
きれいになったよマジで!!!!
私がんばったよー!
ひとりでやったのよー!
誰かほめて!
思えば孤独な闘いだった。
毎晩毎晩、夜中まで、ときには朝までかかって、ひとりで働いた。
そしたら必ずアジャリがひょいと顔をだして
「まだ寝ないの?」
ってききにくるのだ。
「早く寝たほうがいいよ」
思えば心配してくれるのはアジャリだけだった・・・。
(オヤジは私が掃除してることも知らなかったと思う。興味なさそうだった)
来週からいよいよバリアフリーの工事が始まります!
あともう少し!
「お爺の部屋をつかおう」
ということになった。
今は使っていない10畳ほどの部屋。
トイレも洗面所もつくることができる。
最適である。
だが、今は使っていないというのは「部屋として」使っていないという意味で。
お爺の死後の数年間、母はここを
『納戸』
にしていた。
置き場に困るものがあると
「とりあえずおじいちゃんとこの『納戸』に入れとけば?」
大量の本、ベビーチェア、マンガ、CD、服、椅子、ペット用品、筆記具、通販で買ったきり開けてもいない謎の箱、アルバム、石鹸、懐中電灯が4つ5つ・・・。
大小さまざまなものが立体パズルのように詰め込まれ、足の踏み場もないというより「アリにの這い入る隙もない」ほどギチギチにモノが詰め込まれていた。
「この部屋を使えるようにするのか・・・」
暗澹たる気持ちで片づけを始めたのが夏のはじめだと思う。
しばらく経ってから
「見て!
ちょっと片付いたよ!」
と、妹に送ってみせた写真がコレ。
この部屋の掃除は、まさに闘いであった。
まず500冊余りの本をブックオフに引き取ってもらった。
毎週10袋ずつぐらいゴミの日に出した。
妹のものやまだ使えるものは2階の納戸に押し込めた。
ホコリのアレルギーで顔が腫れた。
喘息も起こした。
それでも少しずつ少しずつ続けた。
朝は病院、夜は仕事、その合間をぬって片づけていたのでなかなかはかどらなかったが、夏の終わりにはすべての荷物を除けることができた。
業者さんに来てもらって、壊れた家具や家電を引き取ってもらった。
別の部屋みたいに広くなった!
だが、闘いはこれからだった。
納戸にしているあいだは分からなかったのだけど。
壁に触れるとネタネタしている。
柱もネタネタしている。
部屋のすべてがアメ色にくすんでいる。
「ヤニだ!」
祖父母はそろってチェーンスモーカーであった。
そして病がちな年よりであった。
換気とかいう言葉もあんまり知らなかったと思う。
冬の日に閉め切った部屋で2人そろってモクモクやっていたのを覚えている。
おかげで部屋中がヤニ色に染まり、壁も柱もいまだにネチョネチョなのだ。
タバコなんてこの世から消えてしまえばいいのにと思った。
壁紙を替える余裕はいまのところないので拭くことにした。
すべての壁と柱と、そして天井も、できるだけ拭いた。
拭きまくった。
カーペットもカーテンもぜんぶ粗大ゴミにだした。
そして今日は、ワックスをかけた。
どうよ!
どうよこれ!
きれいになったよマジで!!!!
私がんばったよー!
ひとりでやったのよー!
誰かほめて!
思えば孤独な闘いだった。
毎晩毎晩、夜中まで、ときには朝までかかって、ひとりで働いた。
そしたら必ずアジャリがひょいと顔をだして
「まだ寝ないの?」
ってききにくるのだ。
「早く寝たほうがいいよ」
思えば心配してくれるのはアジャリだけだった・・・。
(オヤジは私が掃除してることも知らなかったと思う。興味なさそうだった)
来週からいよいよバリアフリーの工事が始まります!
あともう少し!
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ゲームで母に負けた午後
いろいろうまくいかない。
計画どおり運ばない。
・・・まったくお役所ってやつは!
イライラを抱えたまま病院にいくと、今日の母は体調がよさそうだった。
単語を覚えるテストをやると私より良い成績がでた。
クイズゲームをやると歴史や文学の難問もスラスラ答えた。
ついこのあいだまでジャンケンのやり方すら思い出せなかったのに、
フィギュアスケートの技の名前を即答して
「クイズは得意なのよ!」
ウフフと笑う様子はいかにも母らしかった。
昔どおりの母だった。
担当の先生の名前が半年かかっても覚えられないとか
ときどき私のことも誰だかわからないとか
歩いてトイレに行けないことをどうしても理解できないとか
そんなちぐはぐささえ、笑いとばすことができた。

(病院の中庭に噴水ができてた)
退院してきたら、そりゃあいろんなことがあると思う。
いっぱい泣くと思う。
いっぱい怒ると思う。
だけどいろんなことが起こった数だけ、笑えるようになりたいと願う。
計画どおり運ばない。
・・・まったくお役所ってやつは!
イライラを抱えたまま病院にいくと、今日の母は体調がよさそうだった。
単語を覚えるテストをやると私より良い成績がでた。
クイズゲームをやると歴史や文学の難問もスラスラ答えた。
ついこのあいだまでジャンケンのやり方すら思い出せなかったのに、
フィギュアスケートの技の名前を即答して
「クイズは得意なのよ!」
ウフフと笑う様子はいかにも母らしかった。
昔どおりの母だった。
担当の先生の名前が半年かかっても覚えられないとか
ときどき私のことも誰だかわからないとか
歩いてトイレに行けないことをどうしても理解できないとか
そんなちぐはぐささえ、笑いとばすことができた。
(病院の中庭に噴水ができてた)
退院してきたら、そりゃあいろんなことがあると思う。
いっぱい泣くと思う。
いっぱい怒ると思う。
だけどいろんなことが起こった数だけ、笑えるようになりたいと願う。
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