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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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車椅子と出かける前に考えること調べること

「海が見たい」
と母がいいだした。
今年は雨ばっかりで夏らしい海を見られなかったから、って。
 「じゃあ海をみにいこう!」
二つ返事で引き受けたのはお気楽オヤジ。
 「神戸にいって××でランチ食べて、それから海をみにいこう!」
 「やったー!」
母は喜んだ。
とっても喜んだ。


(結局、どんよりしてた)

だが待て、オヤジ。
ランチに行く店は、車椅子で入れるのか?
身障者用トイレはどこにあるのか?

私は、自分ひとりなら
 「なんとかなるよ」
で世界の果てまで行っちゃえる。
だけど車椅子と一緒に出かけるときは違う。
なんとかならないこともある。

社会は障害者に対してものすごく優しくなったけど、それでも「車椅子お断り」な造りの店は多い。
段差と、トイレ。
事前にこの2つを調べておかなかったせいで、大変なことになったり、悲しい思いをしたことが今までに何度もある。
 「誰かに手伝ってもらえばいい」
という考えは甘いと思う。
誰もいない場合だってある。
誰かに迷惑をかけることもある。

私は以前、かなり段差がある店に車椅子を連れて入ろうとした。
お店のひとに手伝ってもらって、一応は入れたけど、無理したせいで私はギックリ腰になってしまった。
ケガをすることもあるんだと知った。
以来、私は怖がりになった。
それはきっと、私自身が車椅子に乗っている当事者じゃなく、あくまでも車椅子を押すほうの、介護者だから。
責任があると思うから。
車椅子で行くことをお店に連絡しておくだけで、周りも本人も私も、誰にとっても安全で安心なお出かけができる・・・確率が高くなる。
 「どんどん突撃して、お店にこの不便さを分かってもらって世の中を変える!」
なんていう勇気、私にはない。

だから。
 「行こう」
 「連れてってあげる」
という前に。
ちょっとだけ調べようよ、オヤジ!
オヤジはいつも安請け合いをする。
算段をするのはすべて私。
たいしたことじゃない、ただ行きたい所に電話を一本入れるだけなんだけどね?
ぜんぶ私任せだから、ほんとにもーっ!て思う。

ちなみに、今日のランチのお店は車椅子が入るのに問題はなかった。
ただ、



車椅子は、店には入れたけど、テーブルには入れなかった。
テーブルの足が邪魔で。
これも「車椅子あるある」ですな。
横づけして頂きました。

たまに勘違いしてる方がいらっしゃるんですが、私はびびりの小心者ですよ。
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「ワシのようなトンボ」?

毎晩、母は本を読む練習をする。
脳障害のせいで文字がうまく読めない母には「紙の本」がまだまだ難しい。
それでリハビリのために、毎晩、朗読してもらう。
今は「ナルニア物語」の第2巻『カスピアン王子のつのぶえ』に挑戦中。



小さい子むけの児童書を1時間かけて10ページ読むのがやっと。
なかなか読み終わらない。
それでも根気よく根気よく読みつづけていく。

これがある晩、おかしなことになった。
母は森の中を流れる川の情景をこう読みあげた。

「あらゆるシダ類、宝石のような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ」

ん?

「ワシのような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ」

んんん?
なんかおかしくない?

「おかしくないよ」

母は知らん顔で読み進める。
いや、

「ワシのような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ」

進まない。
同じ言葉をエンドレスに繰り返している。

「ワシのような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ、時々とんでくるタカ、いちどはワシのような川トンボ」

うわあ!
壊れたレコードみたいになってもた!
止めて!
怖いからトンボちょっとストップ!
「だってそう書いてあるよ」
そんなわけあるかい。
川トンボで本1冊終わってまうやん。
だいたい『ワシのようなトンボ』ってなんやねん。
でかすぎるし。

そこで本をのぞきこむと、こんな文章。



どういうわけか母の頭の中で、文章のお尻と頭がくっついて、永遠にループしてしまうらしい。
ぐるぐる回っちゃっうらしい。

相変わらず、理由はわからない。
わからないから進もうか。
しばらくは私が読み進め、川トンボが出てこなくなってから母に本を返した。
すると母はまたちゃんと読み進められるようになっていた。

時々あることだけどいつもびっくりする。
早く上手に読めるようになって
早くこの本を読み終わって
そろそろ違う物語を読んでくれないかなー。
でもナルニアってたしか7冊くらいあるんだよね・・・。
先は長いわ・・・。
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『LIFE』見た

『LIFE』という映画を見た。



「特別なことは何もしたことがない。」
冴えないサラリーマンがものすごい冒険の旅に出る話だった。

すこし自分と重なるところがあった。

主人公は17歳のときバックパックでヨーロッパを旅する計画をたてていた。
なのに旅に出る直前に父親が死んでしまい、ダメになった。
それからずっと、地味に地味に働いて。
いつしか中年になって。
あるとき彼は思い出した。
自分が何をやりたかったかを。

私はこの主人公とは真逆といってもいいくらい、さんざん旅した後だけど。
旅にでられなかった気持ちはよく分かる。
主人公が、一度も使わなかった旅日記や古いバックパックを見つけ出すくだりに、まるで未来の自分を見ている気がした。

だから彼が思い切り冒険をしているのを見るとすごく嬉しかった。
全身で自由を感じている主人公の姿に、自分の未来が解放されたみたいな錯覚を覚え、涙がでるほど嬉しかった。
私の未来にあんな旅はないだろうけれど。
でもいつか、・・・きっとね。

映像のきれいな映画でした。
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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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