在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
あらまあ ふしぎ
妹が一冊の絵本をもらってきた。
可愛らしい絵本。

妹は字が読めない。
はじめはオヤジが読んでやっていた。
そのうち母が
「お母さんが読んであげる!」
と、絵本をとりあげた。
母だって読めないのに。
半側空間無視のせいで、横書きの文章は途中からしか読めない(『タンザニアへ行こう』)。
読めたとしても右のページだけだろう。
・・・ところが。
母はしっかりとした声で読みはじめた。
「ちゃいろのごりらが やってきて・・・」
あれ。
「あらまあ ふしぎ・・・」
あれれ。
「みどりの おんせん はいったら・・・」
おお。
「あらまあ ふしぎ・・・」
あらまあ。
ふしぎ。
読めてるじゃない!
一行きれいに!
左のページも!
もちろん完全に読めたわけじゃない。
1ページ2行ほどしかない絵本の、7割くらいを読めただけ。
それでも母にとってはたいした進歩。
去年の2月に倒れてから初めて一冊の絵本を読み切ったのだ。
1年ぶりに母に本を読んでもらった妹は、嬉しさに体をつっぱらせてニコニコしていた。
母は毎朝、新聞を読む。
そして毎朝、右上の見出しか読めなくて、詳しい記事はどこに載っているのかねえと呟いている。
毎朝、自分で字を読む練習をしていたのだろう。
・・・いつか楽譜も読めるようになるといいな。
妹が施設から帰ってくると、夜は毎晩、修羅場です!
1クリックで応援よろしくお願いします!
↓

可愛らしい絵本。
妹は字が読めない。
はじめはオヤジが読んでやっていた。
そのうち母が
「お母さんが読んであげる!」
と、絵本をとりあげた。
母だって読めないのに。
半側空間無視のせいで、横書きの文章は途中からしか読めない(『タンザニアへ行こう』)。
読めたとしても右のページだけだろう。
・・・ところが。
母はしっかりとした声で読みはじめた。
「ちゃいろのごりらが やってきて・・・」
あれ。
「あらまあ ふしぎ・・・」
あれれ。
「みどりの おんせん はいったら・・・」
おお。
「あらまあ ふしぎ・・・」
あらまあ。
ふしぎ。
読めてるじゃない!
一行きれいに!
左のページも!
もちろん完全に読めたわけじゃない。
1ページ2行ほどしかない絵本の、7割くらいを読めただけ。
それでも母にとってはたいした進歩。
去年の2月に倒れてから初めて一冊の絵本を読み切ったのだ。
1年ぶりに母に本を読んでもらった妹は、嬉しさに体をつっぱらせてニコニコしていた。
母は毎朝、新聞を読む。
そして毎朝、右上の見出しか読めなくて、詳しい記事はどこに載っているのかねえと呟いている。
毎朝、自分で字を読む練習をしていたのだろう。
・・・いつか楽譜も読めるようになるといいな。
妹が施設から帰ってくると、夜は毎晩、修羅場です!
1クリックで応援よろしくお願いします!
↓

PR
スポンサードリンク
深夜に考える究極の二択
なかなか寝つけずにいた夜中。
部屋がガタガタ揺れだした。
地震だ。
震度1かそこいらの超微震だったけど。
「いやだねえ」
隣のベッドで母がのんびりとつぶやく。
本当に嫌だ。
つい考えてしまうじゃないか。
大きな地震がきたら。
火事がきたら。
「大丈夫よお、おかーさん歩けるから♪」
歩けるはずなんてないのに、自覚のない母はやっぱりのんびりと言う。
私はいつも、いつも考えてしまう。
母と妹、2人そろってるときに地震がきたら、私はどちらを先に助けるのだろうか。
妹は体重が30キロちょっとしかないから、抱きかかえていけると思うんだけど。
私は母を助ける自信がない。
どうしたらいいかわからない。
モヤモヤしちゃってますます眠れなくなった。
・・・ええい!
考えたって仕方のないことを!
母は母で、昼寝のしすぎで眠れない様子だったから、何か飲もうかと誘った。
「いいね!」
ということで、二人で真夜中のお茶会だ。
ホットミルクと甘いお菓子。
刑事ドラマをひとつ見た。
猫のあじゃりは私の布団の中で、地震にも気づかずにぐうぐう眠ってた。
「のんきな子だねえ」
自分ものんきなくせに母が笑う。
ドラマが終わると、2人で猫のいびきを聞きながら、寝た。
こんどはよく眠れた。
1クリックで応援、いつもありがとうございます!
↓
部屋がガタガタ揺れだした。
地震だ。
震度1かそこいらの超微震だったけど。
「いやだねえ」
隣のベッドで母がのんびりとつぶやく。
本当に嫌だ。
つい考えてしまうじゃないか。
大きな地震がきたら。
火事がきたら。
「大丈夫よお、おかーさん歩けるから♪」
歩けるはずなんてないのに、自覚のない母はやっぱりのんびりと言う。
私はいつも、いつも考えてしまう。
母と妹、2人そろってるときに地震がきたら、私はどちらを先に助けるのだろうか。
妹は体重が30キロちょっとしかないから、抱きかかえていけると思うんだけど。
私は母を助ける自信がない。
どうしたらいいかわからない。
モヤモヤしちゃってますます眠れなくなった。
・・・ええい!
考えたって仕方のないことを!
母は母で、昼寝のしすぎで眠れない様子だったから、何か飲もうかと誘った。
「いいね!」
ということで、二人で真夜中のお茶会だ。
ホットミルクと甘いお菓子。
刑事ドラマをひとつ見た。
猫のあじゃりは私の布団の中で、地震にも気づかずにぐうぐう眠ってた。
「のんきな子だねえ」
自分ものんきなくせに母が笑う。
ドラマが終わると、2人で猫のいびきを聞きながら、寝た。
こんどはよく眠れた。
1クリックで応援、いつもありがとうございます!
↓
スポンサードリンク
始まりの気持ち
バイトの面接をうけた。
ちょっとだけ緊張した。
新しいことを始めるのは、初めての国を訪れるのと似ている。
面接会場で順番を待ちながら、ケープタウンの空港に降り立ったときの気分を思い出した。
初めての業界。
初めての会社。
ここは私を受け入れてくれるだろうか。
うまくやっていけるだろうか。
この先、何が起こるかわからない。
そんな気持ちを「不安」という言葉で表すひともいるけれど。
そうじゃない。
楽しみなんだ。
わからない、だからこそ、わくわくする!
旅の始まりと同じ。
短期でも、汚くても、単純作業でも、アルバイトでも。
新たな仕事をするたびに、今まで知らなかったことを知り、見たことのないものを見て、私の世界はちょっとずつ広がっていく。
良くも悪くも自分自身がちょっとずつ変わっていくような気がする。
どんな人たちと出会えるのか。
これからどんなことが起こるのか。
春になるのがちょっと楽しみ。
正直、介護しながらの仕事ってきついかもしれないけど。
寝る時間を削ることになるけど。
介護だけやってたら心が死んでしまうから。
自分の人生を少しずつ歩いて行きたいと思います。
応援の1クリックにいつも励まされています。
ありがとうございます。
今日もポチッとよろしくお願いします!
↓
ちょっとだけ緊張した。
新しいことを始めるのは、初めての国を訪れるのと似ている。
面接会場で順番を待ちながら、ケープタウンの空港に降り立ったときの気分を思い出した。
初めての業界。
初めての会社。
ここは私を受け入れてくれるだろうか。
うまくやっていけるだろうか。
この先、何が起こるかわからない。
そんな気持ちを「不安」という言葉で表すひともいるけれど。
そうじゃない。
楽しみなんだ。
わからない、だからこそ、わくわくする!
旅の始まりと同じ。
短期でも、汚くても、単純作業でも、アルバイトでも。
新たな仕事をするたびに、今まで知らなかったことを知り、見たことのないものを見て、私の世界はちょっとずつ広がっていく。
良くも悪くも自分自身がちょっとずつ変わっていくような気がする。
どんな人たちと出会えるのか。
これからどんなことが起こるのか。
春になるのがちょっと楽しみ。
正直、介護しながらの仕事ってきついかもしれないけど。
寝る時間を削ることになるけど。
介護だけやってたら心が死んでしまうから。
自分の人生を少しずつ歩いて行きたいと思います。
応援の1クリックにいつも励まされています。
ありがとうございます。
今日もポチッとよろしくお願いします!
↓
スポンサードリンク
