在宅介護しながらウィーンへ行くブログ～猫とビターチョコレート～

それは、自宅で母のトイレ介助をしている時のことだった。

車椅子から便座に移乗。
服をぬがせて座らせて。
用がすんだら処理をして。
いつもと変わらず。
いつものように。

ところが。

便座から車椅子に移乗するとき、母が私の腰をつかんだ。
立てない人が介助者につかまるのは当然なんだけど。
つかんだ場所が悪かった。
私の左腰。
いちばん腰痛になりやすい部分。
腰痛になるツボ。
『北斗の拳』でいうところの秘孔。
そこを横からグッ！と押したから、私は
　「ひでぶ！」
って死にそうになった。
いや、ギックリ腰になりかけた。
一瞬フリーズするくらい痛かった。

もちろん母は私を殺そうとしたわけではない。
秘孔なんか知らない。
腰だけはつかまないでね、と頼むと
　「ごめんごめん！」
母は謝ってくれて
　「次からは気をつけるね！」
と言ってくれた。

なのに。

次のトイレ介助のとき、母はまたしても
「アタァ！」
とばかりに秘孔を突いてきた。
お願いだから背中つかんでください・・・。

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旅行から戻ってきたら１キロ太ってた。
そんなタイミングで。
私に喝を入れるような出来事がおこった。

昨日のことだ。
電車がわりと空いていたので私は爆睡していた。
登山のあとだからめっちゃ眠かった。
そしたら、「ドン！」と人がぶつかってきて、目が覚めた。
電車が揺れたんだろうくらいに思ってもう一度寝ようとした。
すると今度は、目の前に人の手が
　にゅっ！
とでてきた。
手のぬしは、太った女の人。
「角野卓三じゃねーよ！」ってやってる芸人みたいな。
・・・なんだろう？
不思議に思って見上げたが女の人はなにも言わない。
眠いし、ワケがわからないし。
私はノーリアクションだった。
女の人は、ドン！と、にゅっ！を３回くりかえした。
そしてようやく３回目に、自分のお腹を指差すではないか。

・・・お腹？

えっ？
あっ！
もしかして妊婦さんなの！？
ごめんごめん！
まったく気づかなかった！

慌てて席をかわる。
彼女はやっぱり無言のまま席に座った。

口がきけない系の障害もってる人だったのかなー。
会釈もしてくれなかったけど。
それはまあ、どうでもいいや。

問題は！
彼女がちょっとおデブ過ぎたってこと。
顔も腕も、指までパンパンだった。
むっちむちしてた。
あれくらいになると、お腹が大きいのか妊婦さんなのか、わからないものなんだねー。
逆に、ただ太ってるだけでも妊婦さんと間違えられたりするんだろうな。

私はまた太り始めているから
　「あの人みたいになる前に痩せよう！」
と心に誓った。
暑くてジョギングできないから、また考えなくちゃ。


そう言いながら今日はチョコレート食べてしまいました・・・。
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オーストラリアの妹とＬＩＮＥでチャットしたときのこと。
妹が
　「こっちは毎日晴れて、乾燥すごいで」
というので、『こっちは毎日雨やで』、と打とうとしたんだけど、スマホが勝手に予測変換しちゃって、送信したのは
　「こっちは毎日アメリカン」
だった。
わけがわからないと言われた。
私もわからない。

さて、母は明日から２泊３日でショートへ行く。
服に名前を書いて、薬をそろえて・・・と準備をしてたら。
母が言った。

「あんたもショートステイに行けたらいいのにねえ」

ありがとう、母。
私も行くで。
泊りに行くで。
明日から。
プチ一人旅いってきます！

めっちゃ雨予報やねんけど、行けるだけで良しとせななー。


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