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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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北風作戦

※本日もトイレの話題です。

今日は日曜日。
孫たちを連れてモーニングを食べにいこう。
「朝モスにいこう!」
ということになった。
普段の日曜よりちょっと早起きをして。
みんなで朝から楽しみにしてた。

ところが、ここで問題が。
「お母さんのオシッコが出ない・・・」

母はいつも、夜中に1,2回オムツ交換をする。
起床後もすぐトイレに行く。
合計3回。
なのに今日に限ってひとつもない。
こういうことは月1,2回あって、朝食後すぐにトイレに駆け込むパターンだ。

だが、田舎の小さなバーガーショップに車椅子で入れるトイレは無い。
食事中に3回分をオムツでやらかしてしまうのは避けたい。
できれば家で済ませて出かけたい。

・・・って、どうしよう。

小さいほうって、気張っても出るわけじゃない。

とりあえず水の音を聞かせてみた。
ダメだった。
コーヒーを飲ませてみた。
ダメだった。
腰のツボを押して見た。
ダメだった。

・・・どうしよう。

他の家族はすでに準備OK。
全員で母のトイレをじーっと待っている。

・・・どうしよう。

どうすればトイレに行きたくなるか?
私は考えた。
考えて、北風作戦でいこうと決めた。

母にありったけの毛布をかけ、上半身をモコモコにする。
そして
 「一瞬だけだから!」
と、窓を全開にした。
1月の朝だ。
ひんやりとした空気が部屋の中に流れ込む。
次の瞬間
 「トイレ!」
と母が叫んだ。

こうして母は無事、モーニング食べにいくことができました。
やれやれ。

以前から予告しておりましたが、ブログの引越しをします。
明日から更新はこちらで行います。
http://nekotochocolate.blog.fc2.com/
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デイサービスの連絡帳

デイサービスなどの施設に通うと「連絡帳」が作られる。
家族と施設のスタッフとの連絡に使われるもので、薬の変更や、施設での様子などをやりとりする。

だが温泉へ連れていった翌日。
連絡帳には、施設の職員さんがこんな言葉を書いてくれた。

『温泉へ行かれたとのこと、すごいですね!
 介助された娘さんたち、お疲れ様でした。
 感謝されていることと思いますよ』

褒められたたくてしたことじゃない。
感謝されたかったわけでもない。
でも、嬉しかった。
わかってもらえて、嬉しかった。
温泉ひとつ入るのにどんな苦労がいるのか、家族以外にわかってくれる人がいることが、嬉しかった。

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突然ですが、このブログ、引っ越しを考えています。
http://nekotochocolate.blog.fc2.com/


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2年ぶりに温泉につかりました

母を温泉に連れていきたいと、ずっと考えていた。
温泉でなくてもいい。
「広いお風呂にざぶんとつかりたい」
という願いを叶えたいと思っていた。
家のお風呂がつかえないため、病に倒れてから2年、母は施設のお風呂以外は入ったことがない。
広いお風呂にざぶんとつかりたい気持ちはよくわかる。

が、立つことも座ることもおぼつかない母をお風呂に入れるのはそう簡単ではない。
私ひとりでは入れられない。
妹が帰国している今がチャンスだ。

ということで、母と妹と3人で近所の日帰り温泉に出かけた。
入浴用車椅子を備えてあるところだ。
スタッフもよく慣れていて親切だった。
2人がかりで母の服を脱がせ、浴用車椅子に移乗。
「どきどきするね」
と私がいうと
「ドキドキ、ワクワク」
と母は答えた。

浴用車椅子って不安定だし、フットレストのないタイプだったので、左足をひきずらないよう妹に支えてもらわなければいけなかった。
小さな段差があって手こずったりもした。
浴室のドアは近くにいた方が開けて下さった。

大騒ぎしながら洗い場へ到着。
まずは母の背中を流す。
私と妹は隙をみて交互に体を洗う。

ついに入浴。
車椅子で浴槽の縁まで行くことができた。
「いちにのさん!」
で母を抱えて車椅子から下ろす。
浴槽の縁に座らせ、それから一段おりた段差に座らせて。
「いっくぞー」
「つかるぞー」
「よーし」
どぼーん!

母はしゃがんだり正座したりはできない。
といって浴槽内にぺたんと座ると沈んでしまう。
だから私の膝の上に座らせた。
気がつくと寝そべったままふわふわと浮かんでいた。
「極楽、極楽」
「・・・あっ! 寝ないでお母さん!おぼれるよ!」
母は、2年ぶりの温泉を堪能していた。

お風呂上りの体はぐにゃぐにゃで。
不安定な浴用車椅子も、着替えも、さらに大変だった。
疲れたのか気持ちがよくなったせいかわからないけど、服を着ながら母はほとんど半眠りだった。
帰宅後は2時間もお昼寝をしてしまった。

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「久しぶりで気持ち良かったよ!」
と母は言ってくれたけど。
まだまだ修行が足りないと思った。
インターネットを探すと、一人でお風呂に入れる方法とか、力を使わない移乗方法とか、無数の動画を見つけることができる。
これらをマスターしたらどこにでも連れていってあげられるのにと、改めて思った。


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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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