在宅介護しながらウィーンへ行くブログ～猫とビターチョコレート～

なんだかな。
世の中って理不尽なこといっぱいあるな。
ときどき意味がわからんわ。

そんな、朝からめんどうくさい気分だった。
くさくさした。
現実逃避がしたかった。
そこで、私の分身、ミニフィグのキャプテンに冒険の旅に出てもらうことにした。

チューリップを登る


ネギ坊主を慈しむ


鈴蘭をみあげる


カタバミをのぞきこむ


「すみれの花咲く頃♪」をスミレにむかって歌って聞かせる


小さな人形の目から見れば、猫の額のような庭でも探検の余地はたくさんあった。
いろんな花が咲いている。
いろんな虫が生きている。
太陽はあたたかく、空ではイソヒヨドリがさえずっている。
素晴らしい５月。
・・・また何か良いこともきっとあるだろう。
そんな気分になっていた。

そしたら。

ラーメン屋のお食事券（３千円分）が抽選で当たったことが判明した！
ばんざい！
あった当った！
良いことあった！
友達とラーメン食べにいこう！
ついでに舞台が観れたら尚いいな！（宝塚のラーメン屋だった）　　

「ラーメン屋なんか食べたらまた太るやろ！」
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県知事さんから手紙がきた。
母宛てだ。
封筒をあけると、なにやら格式ばった招待状みたいのが出てきた。
表彰式の案内状だ。

母は県から表彰されるらしい。
今までの功労をみとめられて、と聞いている。
なんの功労なのかはよく知らない。
表彰式は欠席しても大丈夫なはずだが、
　「ぜったい行く！」
と母は断言した。
　「表彰されることなんてもう二度とないもん！ 這ってでも行くわよ！」
這っていったら迷惑だろうから、誰かが付き添わねばなるまい。
車椅子をおしていく誰か。
・・・私はイヤだなー。
堅苦しいのイヤだー。
都会を運転するのもしんどいしなー。
母には何を着せたらいいのかなー。
悩んでいる私をよそに、母は意気揚々と『出席』にマルをつけた。



まあ、いいか。
連れていくしかないか。
（なんだかしらないけど）長年がんばってきたことを認められたんだもん。
晴れがましい思いをさせてあげなくちゃ。
表彰状を部屋のいちばん見えるところに飾って、来る人たちみんなに自慢したいだろう。
せめてその日が晴れますように。

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前々からの念願で。
野菜を育てることにした。

庭の隅にころがってた古いプランターと園芸用の土を使用。
味噌汁でつかった青ネギの根っこを植えたらあっというまに育ちあがった。
ルッコラはもらった。
レタスとオクラは種から撒いてぐんぐん育っているところ。

そして最後に。
キュウリくん。
今日やっと芽をだした。


（おはよう！）

なんか嬉しい。
芽がでると嬉しい。
早く大きくなあれ。
近未来の私のサラダたち！

キュウリがちゃんと育ちますように祈りをこめて１クリック！
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でもホントは一番育てたいのは、カカオ！無理！