在宅介護しながらウィーンへ行くブログ～猫とビターチョコレート～

もう２年。
まだ２年。
あの日から、２年。
テレビにうつしだされるのは２年どころか２０年でも２００年でも癒えない傷口だ。
愛のぶんだけ、いたみが深い。
傷む。
痛む。
悼む。
３月１１日は日本人みんなが心のなかで手をあわせて過ごす日だ。

先日、家族の入院というどさくさの中で『結婚しておけばよかった！』と思った理由を書きました。
　「いざという時、いろんな面で支えてくれる男性がいたらいいな」
と。
そうしたら、既婚者の皆様方から、思いがけぬほど反響がございまして。

思いがけぬほど・・・
思いがけぬほど・・・
思いがけぬほどの・・・『男は使えない』批判。

「亭主なんか使えないよ」
「うろうろしてるだけ」
「変なこというてるだけ」
「どんなに忙しくてもご飯を作らされるから、かえって大変」

どんだけジャマなんですか男性諸君。

我が家の親父は、この２週間ただただ涙目ですごしていましたが、ようやく少しまともな顔になってきました。
ガンバレ親父・・・。

ありがたいことに、多くの方から
　「ちゃんと食べてる？」
　「眠れてる？」
と、ご心配を頂いておりますが・・・。
私としては・・・
なんていうか・・・
こんなときなのに・・・
こんなに頑張ってるのに・・・

なんで痩せないんだろう。

などと思っております。
自分としてはかなりいろいろあったつもりなんだけど。
0.5キロも痩せてない。
問題なく普通に食べて寝ている証拠でございます。
やれありがたや。

それからご質問をいただいています。
Ｑ　「どうして結婚しておけばよかったと思ったの？」
Ａ　「もう一人家族がいたら便利だから」
たくさんの人が助けてくれるけど、家族にしかできないこともいっぱいあって。
分身の術とか使いたいくらいの忙しさで。
頭わるいから困ってるしで。
精神的にもこう、がしっと支えてもらいたいなあとか、生まれて初めて思ったのです。
あ、でも、もう一人面倒みなあかんやつが増えるだけなら困るなあ。
・・・ということで。
『タフで頼り甲斐があって家事ができて優しくて頭のいい男子を募集中！』
おらんかな。

『地球の迷子』更新しました。