在宅介護しながらウィーンへ行くブログ～猫とビターチョコレート～

12月の夜の空に
銀色をした半月が
舟のかたちに浮かんでいる
僕らは月の舟に乗り
凍えた空を渡っていこう
君がオールをこぐたびに
星屑が雪の粉となって
この地上へとふりそそぐのだ。


…なんでこんなこと書いたのか、その理由は、次回。

スーパーで山積みのカップ麺を見つけた。
安くなってる、という理由だけでひとつ買い、職場に持っていった。
休憩時間に食べようと。
そしたら。
なんか私、間違ったモノ買ってきちゃったことに気がついた。



「男の一杯」。
大きくて暑苦しいパッケージ。
サイドには、グラビアアイドルと見紛うような料理研究家の写真。
青年コミックみたいなぎとぎと感が漂ってくる。

いや、味はきっとおいしいんだろうけれど。
でも…。
女捨てすぎな気がするので、まだ食べてません。

私にとって、秋は、鬼門だ。
いつだってそう。
祖父母が亡くなったのも、昔かわいがってた犬が死んだのも、ぜんぶ秋。

この秋は、１１月下旬に胃腸を患って寝込み、
治ったと思ったら次の日にギックリ腰になってまた寝込んだ。
寝込んでるあいだに小説を読んだら、後味のわるい話だった。
もう１冊違う本を読んだら、もっと後味のわるい話だった。
おかげで嫌な夢をみた。
ついでにＰＣまで壊れた。

・・・うん、まあ、秋なんて、毎年こんなもの。

昨日、やっとこさ仕事に復帰した。
だけどまだまだへっぴり腰で、仕事もスピードがでない。
　「あ、もうこんな時間、急がないと！」
上司にせかされて時計をみあげると、夜中の１２時をまわっていた。
　「日付かわっちゃった！
　　もう１２月だ！」
そっか。
１２月になったのか。
師走か。

・・・冬きた、冬！

冬もキライなんだけど。
鬼門の秋は、終わった、はずだ。