在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
癒し
母と妹、2人を連れて出かけるには、用意がとっても大変だ。
着替えさせてお化粧させてオムツを替えて車椅子に乗せる。
「1時間はかかるよ」
と若い子に話したら
「私なんて自分の化粧だけで1時間かかりますよ」
と返された。
恋する乙女の身支度は介護よりも大変らしい。
さて、今日は自分の病院へ。
声がまったく出ないので、耳鼻科にみてもらうことにした。
でも間違えて、問診票に母の名前を書いてしまった。
書きなおしたら、今度は妹の生年月日を書いてしまった。
・・・「介護あるある」だ。
医者は淡白に
「風邪です」
と言い切った。
熱もなくハナもなく、咳も喉の痛みもなくて、ただ声が出ないだけの風邪なんてあるんだと思った。
家に帰ると、猫のサンジがコスプレをさせられていた。
赤ちゃん用の着ぐるみだ。
しかも、犬。
可愛い可愛いとみんなで騒いでいたら、アジャリがすねて
「なでろ」
と頭をつきだしてきた。
動物の嫌いな人は、どうやって心を癒すのか、私には想像がつかない。
着替えさせてお化粧させてオムツを替えて車椅子に乗せる。
「1時間はかかるよ」
と若い子に話したら
「私なんて自分の化粧だけで1時間かかりますよ」
と返された。
恋する乙女の身支度は介護よりも大変らしい。
さて、今日は自分の病院へ。
声がまったく出ないので、耳鼻科にみてもらうことにした。
でも間違えて、問診票に母の名前を書いてしまった。
書きなおしたら、今度は妹の生年月日を書いてしまった。
・・・「介護あるある」だ。
医者は淡白に
「風邪です」
と言い切った。
熱もなくハナもなく、咳も喉の痛みもなくて、ただ声が出ないだけの風邪なんてあるんだと思った。
家に帰ると、猫のサンジがコスプレをさせられていた。
赤ちゃん用の着ぐるみだ。
しかも、犬。
可愛い可愛いとみんなで騒いでいたら、アジャリがすねて
「なでろ」
と頭をつきだしてきた。
動物の嫌いな人は、どうやって心を癒すのか、私には想像がつかない。
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子守をする猫たち
うちの猫たちは子供が好きです。
アジャリは椿の元彼だし
サンジは梅の大親友。
とくにサンジは我慢強く
たとえシッポを掴まれようと
ヒゲを引っこ抜かれようと
頭をバンバン叩かれようと、
ひたすらじーっと耐えています。
何をされても
「遊んでるだけだもんね」
と言うように、子供のそばを離れません。
・・・Mかもしれません。
ところがそのサンジも1回だけ
とうとう我慢が切れたのか、テンパったのか、
それともジャレただけかは分かりませんが
赤ん坊の龍ちゃんに噛みつこうとしたことがあったそうです。
その時に
「カーッ!」
と、すごい勢いでサンジを止めたのは、他でもない、アジャリでした。
アジャリおじいさんは、いつでも子供の味方です。
アジャリは椿の元彼だし
サンジは梅の大親友。
とくにサンジは我慢強く
たとえシッポを掴まれようと
ヒゲを引っこ抜かれようと
頭をバンバン叩かれようと、
ひたすらじーっと耐えています。
何をされても
「遊んでるだけだもんね」
と言うように、子供のそばを離れません。
・・・Mかもしれません。
ところがそのサンジも1回だけ
とうとう我慢が切れたのか、テンパったのか、
それともジャレただけかは分かりませんが
赤ん坊の龍ちゃんに噛みつこうとしたことがあったそうです。
その時に
「カーッ!」
と、すごい勢いでサンジを止めたのは、他でもない、アジャリでした。
アジャリおじいさんは、いつでも子供の味方です。
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バイオリンと猫
これは、母のバイオリン。
アルキメデ・オランディーニというおじさんがイタリアのパロマで作ったもの。
母の宝物だ。
病気で倒れるその日まで、母はこのバイオリンを弾いていた。
優しくて深くて、強い音を奏でていた。
今は、私と母と2人がかりで弾くのだけれど。
ぜんぜんあんな音は出ない。
スッカスッカした音になる。
私がへたくそなせいだ。
私は基本的に音楽に興味がないし、一度は母に破門された身だ。
(ちなみに破門理由は、子どもの頃に弓でチャンバラをしていて、真っ二つに折ったから。)
だけどいつかこのバイオリンを、もうちょっときれいな音で、歌わせてみたいと思う。
母と2人で歌わせてみたいと思う。
・・・もっと練習しなければ。
と。
バイオリンをしまおうとしたら!
バイオリンケースに、何か、入ってた。
アジャリが入ってた。
(ニャイオリンケース♪)
アジャリはバイオリンが大嫌いだ。
バイオリンの「生の音」が生理的に嫌いみたい。
誰かが弾きはじめるとものすごく不機嫌になる。
もう17年間ずっと聞いてるんだから、そろそろ慣れてくれてもいいのに。
だから、これは、嫌がらせなんだと思う。
(そんな音だすんやったら邪魔したるで~)
「お稽古、終わったから」
っていうと、すぐにどいてくれた。
そんなに嫌なら別の部屋にいけばいいのに。
猫って、何を考えてるのか、ちっともわかりません。
アルキメデ・オランディーニというおじさんがイタリアのパロマで作ったもの。
母の宝物だ。
病気で倒れるその日まで、母はこのバイオリンを弾いていた。
優しくて深くて、強い音を奏でていた。
今は、私と母と2人がかりで弾くのだけれど。
ぜんぜんあんな音は出ない。
スッカスッカした音になる。
私がへたくそなせいだ。
私は基本的に音楽に興味がないし、一度は母に破門された身だ。
(ちなみに破門理由は、子どもの頃に弓でチャンバラをしていて、真っ二つに折ったから。)
だけどいつかこのバイオリンを、もうちょっときれいな音で、歌わせてみたいと思う。
母と2人で歌わせてみたいと思う。
・・・もっと練習しなければ。
と。
バイオリンをしまおうとしたら!
バイオリンケースに、何か、入ってた。
アジャリが入ってた。
(ニャイオリンケース♪)
アジャリはバイオリンが大嫌いだ。
バイオリンの「生の音」が生理的に嫌いみたい。
誰かが弾きはじめるとものすごく不機嫌になる。
もう17年間ずっと聞いてるんだから、そろそろ慣れてくれてもいいのに。
だから、これは、嫌がらせなんだと思う。
(そんな音だすんやったら邪魔したるで~)
「お稽古、終わったから」
っていうと、すぐにどいてくれた。
そんなに嫌なら別の部屋にいけばいいのに。
猫って、何を考えてるのか、ちっともわかりません。
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