在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
沈む月
火曜の夜の帰り道。
車で走っていたときのこと。
いつもどおり、まっすぐ伸びた道を走っていくと、坂のてっぺんに、いつもと違うものが見えた。
巨大で黄色い、月。
「ありえない!」
思わず声がでるほどの。
それは異様な月だった。
マンガでしか見たことのない大きさ。
毒々しいほど濃い黄色。
まるで宇宙からおちてきたゆで卵の黄身だ。
月は西のほうの山に沈んでいくところだった。
まわりの雲をぼんやりとオレンジの光芒で染めていた。
夕焼けとは違う。
なにかおそろしいような、予兆のような、どきどきするような眺めだった。
この世はふしぎで満ちている。
気づいてないことがいっぱいある。
見逃してること、いっぱいあるんだ。
車で走っていたときのこと。
いつもどおり、まっすぐ伸びた道を走っていくと、坂のてっぺんに、いつもと違うものが見えた。
巨大で黄色い、月。
「ありえない!」
思わず声がでるほどの。
それは異様な月だった。
マンガでしか見たことのない大きさ。
毒々しいほど濃い黄色。
まるで宇宙からおちてきたゆで卵の黄身だ。
月は西のほうの山に沈んでいくところだった。
まわりの雲をぼんやりとオレンジの光芒で染めていた。
夕焼けとは違う。
なにかおそろしいような、予兆のような、どきどきするような眺めだった。
この世はふしぎで満ちている。
気づいてないことがいっぱいある。
見逃してること、いっぱいあるんだ。
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