親戚のおばさんがほめてくれた。
「あんたよく頑張ってるね。
さすがあのお母さんの子だよ」
って。
とても嬉しかった。
私は父親似で母とはあんまり似ていないと思っていたから。
でも1つだけ、思い当たることがある。
母は、末娘に重い障害があると知ったとき、悲嘆にくれたりしなかったそうだ。
嘆いたって無駄なんだから
せっかく生まれてきたんだから
この子と生きる人生を楽しもうと思ったそうだ。
今の私には、その気持ちがわかる。
親の介護するからって、ゲームオーバーってことじゃないと思う。
せっかくなんだから人生を楽しもうと思う。
私はお母さんの子だから。
PR