在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
明けない夜はない
8月15日。
終戦記念日。
敗戦ではなく「終戦」記念日と呼ぶのは
「正義の戦争など存在しない。
勝ち負けに関係なく戦争は悪いこと。
私たちは2度と戦争はしません」
と誓う意味なのだと小学校で習った。
その8月15日が、よその国では「戦勝」記念日だったり、「解放」記念日だったりする。
勝った国。
負けた国。
虐げられた国。
67年も経っても尚それぞれの国の思いは平行線だ。
どんなに科学が進歩しても戦争を失くすことはできない。
どんなに文化が発達しても隣国を挑発することをやめない。
もしかしたら戦争は、人類の本能なんじゃないかとさえ思う。
「希望は捨てたらアカン」
と、近所のおばあちゃんが言った。
「私なんかこの年で、不治の病で、あとはもう死ぬばっかりや。
それでも希望はまだ持っとる。
朝、どんなに体がつらくても
『ひょっとしたら新薬ができるかも』
って思いながら毎日、起きる。
若いあんたらは、絶対、希望だけは、捨てたらアカンのや。
たとえこの先どんなことが起こってもな。
明けない夜はない」
明けない夜はない。
おばあちゃんは、終戦をむかえた朝、そう思ったのだそうだ。
明けない夜はない。
8月15日は、敗戦と、終戦と、希望の日でもあるのだ。
終戦記念日。
敗戦ではなく「終戦」記念日と呼ぶのは
「正義の戦争など存在しない。
勝ち負けに関係なく戦争は悪いこと。
私たちは2度と戦争はしません」
と誓う意味なのだと小学校で習った。
その8月15日が、よその国では「戦勝」記念日だったり、「解放」記念日だったりする。
勝った国。
負けた国。
虐げられた国。
67年も経っても尚それぞれの国の思いは平行線だ。
どんなに科学が進歩しても戦争を失くすことはできない。
どんなに文化が発達しても隣国を挑発することをやめない。
もしかしたら戦争は、人類の本能なんじゃないかとさえ思う。
「希望は捨てたらアカン」
と、近所のおばあちゃんが言った。
「私なんかこの年で、不治の病で、あとはもう死ぬばっかりや。
それでも希望はまだ持っとる。
朝、どんなに体がつらくても
『ひょっとしたら新薬ができるかも』
って思いながら毎日、起きる。
若いあんたらは、絶対、希望だけは、捨てたらアカンのや。
たとえこの先どんなことが起こってもな。
明けない夜はない」
明けない夜はない。
おばあちゃんは、終戦をむかえた朝、そう思ったのだそうだ。
明けない夜はない。
8月15日は、敗戦と、終戦と、希望の日でもあるのだ。
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