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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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朝は映画で夜チョコレート

WOWOWでやってた映画を見た。
『すーちゃん まいちゃん さわこさん』
まったりできそうなタイトル。
って思ったら!
「平凡な」30代独身女性の日常をリアルに描いた映画で、
私自身がまさにその30代独身女性なんだが(崖ですが)、
正直、みてるのが辛かった。
そしてちょっとイラついた。
元気がでるどころか悲しくなってしまった。
このひとたちが平凡だっていうなら、私はどういうことになるんだろう。
他人の悩みは小さく見えるもんだ。

夜。
遅いバレンタインでオヤジがチョコレートをもらってきた。
チョコレートだと思う。たぶん。
開けていいよと手渡しながら、オヤジはこんなことを言った。

 「これは、ほら、あれや。
  有名なチョコレートや。
  なんていったかなあ。
  ゴ、ゴ、ゴ・・・

ゴルバチョフ!」

頭に地図のあるおじさんか。
ゴルビーか。
ソ連の政治家をバレンタインにもらってきたのか。
そんなチョコレートは嫌だ。

オヤジは何をもらってきたのだろう。
ゴディバか?
ゴンチャロフか?
推測しながら包みを開けたら、ロイズだった。
一文字も合っていない。
・・・けど、ロイズ大好き♪

朝から凹んだけど、夜には笑えたからそれで良し。

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「障害をもつ人が頑張ってつくったから」

数日前に騒がれていた、ゴーストライター事件。
耳の聞こえない天才作曲家、現代のベートーヴェンと絶賛されていた人のつくった曲が、実はぜんぶゴーストライターの作でした、ってやつ。
不謹慎だけど興味深い。

ゴーストライターは「HIROSHiMA」とか「ソナチネ」とか有名になった曲をたくさん書いていたらしいけれど、結局、それは名曲だったんだろうか?
本当に名曲なら、それで良いと思うのだけど。
ただ
 『耳の聞こえない人が書いた曲だから』
という理由でもてはやされていたのだったら。
アホな話である。

障害をもつ人が頑張っている姿に励まされるのはわかる。
だけどそれを芸術とか商売とかのセールスポイントに使われると、正直、引く。

こんなこと書くとまた叱られるのかなあ。
誤解を承知で書いてみます。

昔、障害をもつ人たちの書いた絵を
 「元気をもらえる」「味がある」「すばらしい」「芸術だ」
と、グッズ販売してる事業所があった。
ごめん、それを買えと?
子供のイタズラ描きにしか見えないんだけど?
・・・とは、言えなかった。
いや、もちろん、本当に綺麗な絵もあった。
自閉ですごい才能もってる人も多い。
でも、明らかにそうじゃないものまで「素晴らしいことになっている」のが変だったんだ。
それを誰も否定できない空気がおかしいというか。

福祉事業所がつくったパンやクッキーも、昔はまずいところが多かった。
母があちこちの事業所を見学にいって買ってくるんだけど
 「これでお金とるの?」
と思うような商品もザラだった。
昔は
 「障害者の皆さんがつくったクッキーだからみんなで買ってあげましょう」
てな具合でやっていけたのかもしれない。
そんなのは優しい偽善だ。
同情という差別だ。
近頃は、どこの事業所もがんばって、ちゃんとした商品を売るようになった。
誰がつくったものであれ、おいしいものはおいしい、まずいものはまずい。
あたりまえのこと。
 「障害をもつ人が頑張ってつくったから」
なんてレッテルは、なくなればいいと思う。
そんなものなくても障害者が自然に暮らせる社会になればいいと思う。

ちなみに知的障害をもつ子供(成人)のことを「天使」とか公言する親を見たことがあるんだけど、ああいうのもぞっとする。
いいトシこいた息子をつかまえて天使とか気持ち悪いだろ!
うちの妹なんて悪魔ですよ・・・。

話がそれすぎて何が書きたいのかわかんなくなりました。
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雪の日の営業

朝8時半。
おそるおそる電話をかけて尋ねた。
・・・あのう、今日はデイサービスは営業していますか?
 「してますよ!
  ただ送迎バスが1時間ほど遅れるんです、この雪のせいで」


(雪見あじゃり)

私が住むのは兵庫県南部。
普段はめったに降らないこの町でも、さすがに今日は10センチの積雪だ。
たかが10センチでも、タイヤの小さな室内用車椅子で外出するには、通り道の雪をかかねばならない。
とはいえ送迎バスが「1時間ほど遅れる」ということなので、私は余裕をかまして



雪だるまつくって遊んでた。
そしたら1時間どころか10分でバスが来ちゃった。
いや、早いよ!
まだ雪かき終わってないよ!
 「ちょっとお父さん手伝ってよ!」
振り返るとオヤジは滑って転んで仰向けのカブトムシみたいになってた。
相変わらず役に立たないオヤジである。

バタバタと母を送り出し。
こんどは私が出かける番。
友達とランチの約束がある。
レストランの予約もとっている。
雪だろうがなんだろうが遊びにいくのには問題ない。
慣れない雪道をギャアギャア騒ぎながら歩いてレストランに到達すると
 『CLOSE』
の札が。
レストラン、営業してなかった。
 「予約してたのに・・・」
 「頑張って来たのに・・・」
 「なんでだ・・・」

しょうがないから別の店でパスタ食べて帰った。


(おいしかった。)

東京のほうは明日もまだ降るそうですね。
皆様の町は大丈夫ですか。
転倒と風邪に気をつけて。
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母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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