在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
花丸を目指して
今年初めて、バイオリンの練習をした。
2人で片手ずつ弾く「2人バイオリン」の練習。
新年だし、新しい曲にとりかかろう。
楽譜は、その昔、私自身がつかっていたものがある。
母が先生で私が生徒だった頃の。
若い母親と幼い子どもだった頃の。
いっぱい叱られながら弾いていた頃の。
どの曲もぜんぶ覚えてる。
・・・あ。
この曲。
花丸もらってないね。
母のレッスンでは一曲弾けるようになると「まる」をもらって次に進んだ。
合格ラインが二重丸。
上手にできたら三重丸。
最高点が、花丸だ。
小さい頃の私は「三重丸」どまりだった。
よーし!
今度は花丸をもらえるように練習しよう!
2人で頑張ろうね!
と言ったら、
「2人っていうか・・・あんたが頑張りなさいね。
お母さんは弾けるんだから」
冷たく突き放されてしまった。
はい。
頑張ります。
そういえば、広島で買ってきたジャニーズグッズをひとつ、片づけ忘れて、母の部屋に置きっぱなしにしていた。
そしたら母は意外にも
「目が覚めたときに可愛い男の子の顔が見られて嬉しい」
と喜んでいた。
ニシキドリョウ君がお気に入りです。
2人で片手ずつ弾く「2人バイオリン」の練習。
新年だし、新しい曲にとりかかろう。
楽譜は、その昔、私自身がつかっていたものがある。
母が先生で私が生徒だった頃の。
若い母親と幼い子どもだった頃の。
いっぱい叱られながら弾いていた頃の。
どの曲もぜんぶ覚えてる。
・・・あ。
この曲。
花丸もらってないね。
母のレッスンでは一曲弾けるようになると「まる」をもらって次に進んだ。
合格ラインが二重丸。
上手にできたら三重丸。
最高点が、花丸だ。
小さい頃の私は「三重丸」どまりだった。
よーし!
今度は花丸をもらえるように練習しよう!
2人で頑張ろうね!
と言ったら、
「2人っていうか・・・あんたが頑張りなさいね。
お母さんは弾けるんだから」
冷たく突き放されてしまった。
はい。
頑張ります。
そういえば、広島で買ってきたジャニーズグッズをひとつ、片づけ忘れて、母の部屋に置きっぱなしにしていた。
そしたら母は意外にも
「目が覚めたときに可愛い男の子の顔が見られて嬉しい」
と喜んでいた。
ニシキドリョウ君がお気に入りです。
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めげるな、オヤジ
クリスマスイブから出なくなった私の声。
風邪だといわれていたけれど・・・。
今日、昼寝から覚めたら突然、出るようになっていた。
一体何だったのだろうか。
さて。
ついさっきのできごと。
母の部屋のほうから
「わあ!」
大きな声が聞こえてきた。
続いて
「誰か来てくれぇ!」
というオヤジの悲鳴。
慌てて駆けつけると・・・母がトイレの前で倒れている!
一瞬、息が止まった。
救急車とか入院とかまた転院とかさまざまなことが瞬時に頭をよぎる。
・・・いいや。
倒れたんじゃない。
転んだんだ。
声をかけると
「へいきへいき~」
母は明るく答えた。
意外と大丈夫そう。
目立ったケガはない。
痛いところもないという。
「違うの!コケたんじゃないの!
ずるずるって滑って車椅子から落ちただけ」
なんだー。
よかったー。
どうやらオヤジがトイレ介助をしたらしい。
便座から車椅子に移るとき、ブレーキをかけ忘れ、車椅子が動いて尻もちをついた、ということだった。
まあよくあること。
我が家では初めてっていうだけ。
とにかくケガがなくてよかった。
でも、オヤジはしょんぼりしていた。
実はオヤジは数年前に脳梗塞をやらかして後遺症がある。
右足が少し不自由。
体がぐらぐらしている。
重介護をするのはちょっと危なっかしいのだ。
今までにも何度か妹を落っことしている(超危険)。
重たい母の介護なんてやってたら、いつか必ず2人ともケガをするだろう。
だからいつも
「移乗は私がやるから」
と、言ってるんだけど。
オヤジとしては
「俺がやらねば!」
と張り切ってくれているから。
だから今日の失敗は、こたえたんだろう。
・・・めげるな、オヤジ。
風邪だといわれていたけれど・・・。
今日、昼寝から覚めたら突然、出るようになっていた。
一体何だったのだろうか。
さて。
ついさっきのできごと。
母の部屋のほうから
「わあ!」
大きな声が聞こえてきた。
続いて
「誰か来てくれぇ!」
というオヤジの悲鳴。
慌てて駆けつけると・・・母がトイレの前で倒れている!
一瞬、息が止まった。
救急車とか入院とかまた転院とかさまざまなことが瞬時に頭をよぎる。
・・・いいや。
倒れたんじゃない。
転んだんだ。
声をかけると
「へいきへいき~」
母は明るく答えた。
意外と大丈夫そう。
目立ったケガはない。
痛いところもないという。
「違うの!コケたんじゃないの!
ずるずるって滑って車椅子から落ちただけ」
なんだー。
よかったー。
どうやらオヤジがトイレ介助をしたらしい。
便座から車椅子に移るとき、ブレーキをかけ忘れ、車椅子が動いて尻もちをついた、ということだった。
まあよくあること。
我が家では初めてっていうだけ。
とにかくケガがなくてよかった。
でも、オヤジはしょんぼりしていた。
実はオヤジは数年前に脳梗塞をやらかして後遺症がある。
右足が少し不自由。
体がぐらぐらしている。
重介護をするのはちょっと危なっかしいのだ。
今までにも何度か妹を落っことしている(超危険)。
重たい母の介護なんてやってたら、いつか必ず2人ともケガをするだろう。
だからいつも
「移乗は私がやるから」
と、言ってるんだけど。
オヤジとしては
「俺がやらねば!」
と張り切ってくれているから。
だから今日の失敗は、こたえたんだろう。
・・・めげるな、オヤジ。
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いつか来るであろう明日
知人のおばあちゃんが認知症になり、老健に入所した。
ところがなかなか施設に慣れない。
男性職員が介助しようとすると、こう言って拒否するらしい。
「やめてください!
私には主人がいるんです!」
・・・ラブラブ夫婦だったからねえ、と知人は言う。
うちの両親もラブラブなので、いつか母も「私には主人がいるんです!」とヘルパーさんに言いだす日がくるのだろうか。
まあ、今でも十分ボケたことは言ってるけど。
さて今日は、母のお気に入りのカフェでランチ。
いつも半分しか食べられないのだけれど、お洒落な店でランチが大好きだ。
(背後にパンダさんが…!(梅ちゃんnのバッグです))
未来のことは分からない。
先のことを心配して悩むなんて無意味だ。
母は、65才という、ひとよりちょっと早い年齢で老後を始めちゃったから。
先はまだまだまだまだ長い。
だから、いつか来るであろう未来を憂うのではなく。
明日を夢みて。
ウィーンを夢みて。
暮らしていけたらと願う。
ところがなかなか施設に慣れない。
男性職員が介助しようとすると、こう言って拒否するらしい。
「やめてください!
私には主人がいるんです!」
・・・ラブラブ夫婦だったからねえ、と知人は言う。
うちの両親もラブラブなので、いつか母も「私には主人がいるんです!」とヘルパーさんに言いだす日がくるのだろうか。
まあ、今でも十分ボケたことは言ってるけど。
さて今日は、母のお気に入りのカフェでランチ。
いつも半分しか食べられないのだけれど、お洒落な店でランチが大好きだ。
(背後にパンダさんが…!(梅ちゃんnのバッグです))
未来のことは分からない。
先のことを心配して悩むなんて無意味だ。
母は、65才という、ひとよりちょっと早い年齢で老後を始めちゃったから。
先はまだまだまだまだ長い。
だから、いつか来るであろう未来を憂うのではなく。
明日を夢みて。
ウィーンを夢みて。
暮らしていけたらと願う。
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