在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
片麻痺の障害者用トイレ問題
近々、母を連れて遊びにいく予定の、施設の下見に行ってきた。
トイレの下見だ。
いざとなって
「車椅子対応トイレはどこだ!?」
と、探さなくてすむように。
1クリックで応援よろしくお願いします!
↓
よくあることなんだけど。
障害者用トイレが男性用トイレの中にあったりする。
男性用小便器の向かいにならぶ個室のひとつに「車椅子マーク」がついていたりする。
女性にはちょっと入りづらい。
これもよくあることなんだけど。
障害者用トイレならどこでも使える、というわけではない。
母の場合、重要なのは、手すりの向きだ。
こちらは家のトイレ。
座ったとき右手で持てるよう、右側に縦手すりをつけている。
今日おとずれた施設のトイレは、反対のつくり。
左側に縦手すりがある。
手すりが反対だと使えない。
母は右手しか使えない片麻痺だから。
左側の手すりは持つことができない。
足の力も弱いから、低い横手すりだけではうまく立つことができない。
だからどんなに広くて設備が整っていても、左に手すりがあるこのトイレは、母には使いこなせないのだ。
残念。
施設内には合計4つの車椅子トイレがあったけど、そのうち3つが左手すりだった。
母に使える右手すりは、男子トイレの中にある1つだけ。
ちょっと入りづらいけどそれを使うしかないだろう。
まあ一つでも使えるものがあってよかった、と思っていたら
案内してくれたスタッフが
「使いづらくてすみません・・・」
と謝ってくれた。
でも、施設が悪いんじゃない。
ここのトイレはすごく広いし、オムツ交換用ベッドまでついてるし、充実したトイレだと思う。
昔とはえらい違い。
ありがたいことなのだから。
障害の有様は千差万別。
すべてに対応するなんて不可能な話。
せめて今あるものを上手く使いこなせるよう、私たちは情報を集めるしかないのだろうな。
トイレの下見だ。
いざとなって
「車椅子対応トイレはどこだ!?」
と、探さなくてすむように。
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よくあることなんだけど。
障害者用トイレが男性用トイレの中にあったりする。
男性用小便器の向かいにならぶ個室のひとつに「車椅子マーク」がついていたりする。
女性にはちょっと入りづらい。
これもよくあることなんだけど。
障害者用トイレならどこでも使える、というわけではない。
母の場合、重要なのは、手すりの向きだ。
こちらは家のトイレ。
座ったとき右手で持てるよう、右側に縦手すりをつけている。
今日おとずれた施設のトイレは、反対のつくり。
左側に縦手すりがある。
手すりが反対だと使えない。
母は右手しか使えない片麻痺だから。
左側の手すりは持つことができない。
足の力も弱いから、低い横手すりだけではうまく立つことができない。
だからどんなに広くて設備が整っていても、左に手すりがあるこのトイレは、母には使いこなせないのだ。
残念。
施設内には合計4つの車椅子トイレがあったけど、そのうち3つが左手すりだった。
母に使える右手すりは、男子トイレの中にある1つだけ。
ちょっと入りづらいけどそれを使うしかないだろう。
まあ一つでも使えるものがあってよかった、と思っていたら
案内してくれたスタッフが
「使いづらくてすみません・・・」
と謝ってくれた。
でも、施設が悪いんじゃない。
ここのトイレはすごく広いし、オムツ交換用ベッドまでついてるし、充実したトイレだと思う。
昔とはえらい違い。
ありがたいことなのだから。
障害の有様は千差万別。
すべてに対応するなんて不可能な話。
せめて今あるものを上手く使いこなせるよう、私たちは情報を集めるしかないのだろうな。
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介護から逃げる?
友達がいった。
「だださんは頑張ってるね。
介護から逃げる人もいるのにね」
えっ?
介護から逃げる?
・・・意味がわからない。
介護しきれなくなってホールドアップ、というのはわかる。
私も経験した。
だけど、始めから何もせず、逃げる?
どういうこと?
逃げられるものなの、介護って?
1クリックで応援お願いします!
↓
母の姿をみて育ったせいだろう。
介護は「するもの」。
「しなくてはならない」という言葉すら当てはまらない。
ただ普通に「するもの」だと思っていた。
掃除、洗濯、炊事、介護、みたいな日常のもの。
介護って大変なんだと気がついたのも、わりと最近だったりする。
でも、そうだ。
そういう人もいるんだな。
都会に出たまま帰らない一人っ子とかもいるんだろうなー。
まあ、それも人生の選択肢。
想像つかんけど。
介護にネガティブイメージがあることに気がついてからずっと、気になってることがある。
すごい不思議なことがある。
言っちゃいけないんだろうなって思ってきたんだけど。
もう言っていい?
私の疑問。
結婚を決めるときって、相手の両親の介護を自分が担当するかもしれないって、想像したりするのでしょうか?
結婚は2人だけの問題だからそういうことは考えたりしないのでしょうか?
私は結婚とは縁遠い人間ですが、もし結婚するのなら、将来要介護人数が増えるなーってきっと考えたと思うので。
・・・つまり、言いたいのは。
義両親の介護を引き受けてるお嫁さんって
ほんまに偉い!
尊敬します!
心から、お疲れ様です!!!
ということです。
「だださんは頑張ってるね。
介護から逃げる人もいるのにね」
えっ?
介護から逃げる?
・・・意味がわからない。
介護しきれなくなってホールドアップ、というのはわかる。
私も経験した。
だけど、始めから何もせず、逃げる?
どういうこと?
逃げられるものなの、介護って?
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母の姿をみて育ったせいだろう。
介護は「するもの」。
「しなくてはならない」という言葉すら当てはまらない。
ただ普通に「するもの」だと思っていた。
掃除、洗濯、炊事、介護、みたいな日常のもの。
介護って大変なんだと気がついたのも、わりと最近だったりする。
でも、そうだ。
そういう人もいるんだな。
都会に出たまま帰らない一人っ子とかもいるんだろうなー。
まあ、それも人生の選択肢。
想像つかんけど。
介護にネガティブイメージがあることに気がついてからずっと、気になってることがある。
すごい不思議なことがある。
言っちゃいけないんだろうなって思ってきたんだけど。
もう言っていい?
私の疑問。
結婚を決めるときって、相手の両親の介護を自分が担当するかもしれないって、想像したりするのでしょうか?
結婚は2人だけの問題だからそういうことは考えたりしないのでしょうか?
私は結婚とは縁遠い人間ですが、もし結婚するのなら、将来要介護人数が増えるなーってきっと考えたと思うので。
・・・つまり、言いたいのは。
義両親の介護を引き受けてるお嫁さんって
ほんまに偉い!
尊敬します!
心から、お疲れ様です!!!
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車椅子と出かける前に考えること調べること
「海が見たい」
と母がいいだした。
今年は雨ばっかりで夏らしい海を見られなかったから、って。
「じゃあ海をみにいこう!」
二つ返事で引き受けたのはお気楽オヤジ。
「神戸にいって××でランチ食べて、それから海をみにいこう!」
「やったー!」
母は喜んだ。
とっても喜んだ。
(結局、どんよりしてた)
だが待て、オヤジ。
ランチに行く店は、車椅子で入れるのか?
身障者用トイレはどこにあるのか?
私は、自分ひとりなら
「なんとかなるよ」
で世界の果てまで行っちゃえる。
だけど車椅子と一緒に出かけるときは違う。
なんとかならないこともある。
社会は障害者に対してものすごく優しくなったけど、それでも「車椅子お断り」な造りの店は多い。
段差と、トイレ。
事前にこの2つを調べておかなかったせいで、大変なことになったり、悲しい思いをしたことが今までに何度もある。
「誰かに手伝ってもらえばいい」
という考えは甘いと思う。
誰もいない場合だってある。
誰かに迷惑をかけることもある。
私は以前、かなり段差がある店に車椅子を連れて入ろうとした。
お店のひとに手伝ってもらって、一応は入れたけど、無理したせいで私はギックリ腰になってしまった。
ケガをすることもあるんだと知った。
以来、私は怖がりになった。
それはきっと、私自身が車椅子に乗っている当事者じゃなく、あくまでも車椅子を押すほうの、介護者だから。
責任があると思うから。
車椅子で行くことをお店に連絡しておくだけで、周りも本人も私も、誰にとっても安全で安心なお出かけができる・・・確率が高くなる。
「どんどん突撃して、お店にこの不便さを分かってもらって世の中を変える!」
なんていう勇気、私にはない。
だから。
「行こう」
「連れてってあげる」
という前に。
ちょっとだけ調べようよ、オヤジ!
オヤジはいつも安請け合いをする。
算段をするのはすべて私。
たいしたことじゃない、ただ行きたい所に電話を一本入れるだけなんだけどね?
ぜんぶ私任せだから、ほんとにもーっ!て思う。
ちなみに、今日のランチのお店は車椅子が入るのに問題はなかった。
ただ、
車椅子は、店には入れたけど、テーブルには入れなかった。
テーブルの足が邪魔で。
これも「車椅子あるある」ですな。
横づけして頂きました。
たまに勘違いしてる方がいらっしゃるんですが、私はびびりの小心者ですよ。
そんな私に励ましの1クリックをお願いします!
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と母がいいだした。
今年は雨ばっかりで夏らしい海を見られなかったから、って。
「じゃあ海をみにいこう!」
二つ返事で引き受けたのはお気楽オヤジ。
「神戸にいって××でランチ食べて、それから海をみにいこう!」
「やったー!」
母は喜んだ。
とっても喜んだ。
(結局、どんよりしてた)
だが待て、オヤジ。
ランチに行く店は、車椅子で入れるのか?
身障者用トイレはどこにあるのか?
私は、自分ひとりなら
「なんとかなるよ」
で世界の果てまで行っちゃえる。
だけど車椅子と一緒に出かけるときは違う。
なんとかならないこともある。
社会は障害者に対してものすごく優しくなったけど、それでも「車椅子お断り」な造りの店は多い。
段差と、トイレ。
事前にこの2つを調べておかなかったせいで、大変なことになったり、悲しい思いをしたことが今までに何度もある。
「誰かに手伝ってもらえばいい」
という考えは甘いと思う。
誰もいない場合だってある。
誰かに迷惑をかけることもある。
私は以前、かなり段差がある店に車椅子を連れて入ろうとした。
お店のひとに手伝ってもらって、一応は入れたけど、無理したせいで私はギックリ腰になってしまった。
ケガをすることもあるんだと知った。
以来、私は怖がりになった。
それはきっと、私自身が車椅子に乗っている当事者じゃなく、あくまでも車椅子を押すほうの、介護者だから。
責任があると思うから。
車椅子で行くことをお店に連絡しておくだけで、周りも本人も私も、誰にとっても安全で安心なお出かけができる・・・確率が高くなる。
「どんどん突撃して、お店にこの不便さを分かってもらって世の中を変える!」
なんていう勇気、私にはない。
だから。
「行こう」
「連れてってあげる」
という前に。
ちょっとだけ調べようよ、オヤジ!
オヤジはいつも安請け合いをする。
算段をするのはすべて私。
たいしたことじゃない、ただ行きたい所に電話を一本入れるだけなんだけどね?
ぜんぶ私任せだから、ほんとにもーっ!て思う。
ちなみに、今日のランチのお店は車椅子が入るのに問題はなかった。
ただ、
車椅子は、店には入れたけど、テーブルには入れなかった。
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