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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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ブカレスト

ルーマニアで日本人の女の子が殺された。
日本語教師の研修に行った先のことで、また二十歳だった。
ブカレストの空港で「手助けをしてあげると」一緒にタクシーに乗りこんだ人が強盗だったと。

深夜電車に乗るとか。
知らない人についていくとか。
危機意識のなさが指摘されてた。
たしかにそうだと思う。

実際ブカレストは暗い街だ。
今ではマクドナルドもKFCも並ぶふつうの町なのに、全体的に暗いのだ。
昼でもスリや強盗、ニセ警官がたくさんでるらしい。
貧しい子供たちが小銭をせびってくる。
ラリッたロマ(ジプシー)の集団に絡まれそうになって逃げたこともある。


(ブカレスト・ノルド駅)

夜には野犬が群れる狼となって走りまわってる町だ。
犬より怖い人間が殺人者に変身してもなんの不思議もない。
普通の旅行者なら、あんなとこに深夜に行くなんて、絶対にありえない。
彼女は本当に無知だったのだと思う。

なぜそんな無茶な移動をしなくてはならなかったのだろう。
なぜちゃんと調べていかなかったのだろう。
なぜ誰も迎えにいかなかったのだろう。
なぜ誰も教えてあげなかったのだろう。
なぜ誰も止めてやれなかったのだろう。
そう思うと、なんか悔しい。
遊びにいったわけじゃないのに。
殺されたうえに責められるのは、あまりにも可哀想だ。

彼女はツイッターで
 「ルーマニア人はみんな優しい」
と呟いてたそうだ。
それまでを「危機意識のなさ」と受け止めないでほしい。
ルーマニア人は優しい。
それは本当なのだから。

英語が通じなくて困ってると通訳してくれた学生さん。
宿さがしを手伝ってくれたお兄さん。
犬に吠えられてびびってたら、助けてくれたおじさん。
電車に乗ったら、となりの人がバナナを2本くれた。
みんな親切だった。
みんなブカレストで出会った人たちだ。
たいていの人はいい人なんだ。
どこの町でも。
どこの国でも。
・・・でも、深夜のブカレストには、行っちゃダメ。

旅をしている人たちが、みんな無事に帰ってこれますように。
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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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