在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
幻の友情
今日、ドラクエから引退した。
『ドラゴンクエストX』。
オンラインのゲームだ。
夏からずっとやっていた。
2ヶ月だけの予定がずるずるとのびて半年も遊んだ。
本当によく遊んだ。
もうじき旅にでるから辞めてきた。
(光る武器をふりかざしてるのが私)
ただのゲームだ。
実際にはいない敵と戦い、
実際にはなんの価値もないアイテムを追い求め、
実際にはなんの役にもたたないゲームに人生の一部分を費やした。
これ以上むなしい浪費はない。
浪費としりつつ続けてしまったのは、仲間ができたからだ。
たくさんの人とチャット(文字)でいろんな話をした。
いろんな話を。
家族には口がさけてもいえない話までも。
だって彼らは、友達・・・といっても、幻みたいなものだからだ。
お互い顔もみえない本名も知らない。
男か女かすらもわからない。
連絡先も知らないから、たとえどんなに深い悩みを相談しようが口汚くケンカをしようが
「じゃあね」
ってログアウトしてしまえばおしまいなのだった。
きれいさっぱり。
もうなんの関わりもない。
『うたかた』という言葉が頭にうかぶ。
こんなにも淡い関係は現実世界では築けないだろう。
もちろん会話の相手は生身の人間なんだけど、通りすがりの空気みたいな、『誰でもない人』だったと、今になって思う。
良い人も悪い人も。
心の美しい人も可愛い坊やも。
大好きになったあの人も。
私にとっての彼らはみんな、ゲーム上にのみ存在していた架空の人間みたいなものなのだ。
彼らにとって私がそうであるように。
架空の冒険を終えた今、とても寂しい気持ちなのは、虚しいと知りながらも仲間たちにもう会えないからだ。
私はゲームのキャラクターといっしょに幻の友情も消去してしまった。
(仲間たちとボスを倒した日の記念写真)
・・・さあ、アストルティアでの冒険は終わった。
次はリアル世界を旅をしよう。
リアルに冒険をしよう。
武器も魔法もつかえない、特技ひとつない旅人だけど。
世界を歩く。
それだけはゲームと同じだ。
武器のかわりにリュックサック背負って、好きなところへ旅立とう。
『ドラゴンクエストX』。
オンラインのゲームだ。
夏からずっとやっていた。
2ヶ月だけの予定がずるずるとのびて半年も遊んだ。
本当によく遊んだ。
もうじき旅にでるから辞めてきた。
(光る武器をふりかざしてるのが私)
ただのゲームだ。
実際にはいない敵と戦い、
実際にはなんの価値もないアイテムを追い求め、
実際にはなんの役にもたたないゲームに人生の一部分を費やした。
これ以上むなしい浪費はない。
浪費としりつつ続けてしまったのは、仲間ができたからだ。
たくさんの人とチャット(文字)でいろんな話をした。
いろんな話を。
家族には口がさけてもいえない話までも。
だって彼らは、友達・・・といっても、幻みたいなものだからだ。
お互い顔もみえない本名も知らない。
男か女かすらもわからない。
連絡先も知らないから、たとえどんなに深い悩みを相談しようが口汚くケンカをしようが
「じゃあね」
ってログアウトしてしまえばおしまいなのだった。
きれいさっぱり。
もうなんの関わりもない。
『うたかた』という言葉が頭にうかぶ。
こんなにも淡い関係は現実世界では築けないだろう。
もちろん会話の相手は生身の人間なんだけど、通りすがりの空気みたいな、『誰でもない人』だったと、今になって思う。
良い人も悪い人も。
心の美しい人も可愛い坊やも。
大好きになったあの人も。
私にとっての彼らはみんな、ゲーム上にのみ存在していた架空の人間みたいなものなのだ。
彼らにとって私がそうであるように。
架空の冒険を終えた今、とても寂しい気持ちなのは、虚しいと知りながらも仲間たちにもう会えないからだ。
私はゲームのキャラクターといっしょに幻の友情も消去してしまった。
(仲間たちとボスを倒した日の記念写真)
・・・さあ、アストルティアでの冒険は終わった。
次はリアル世界を旅をしよう。
リアルに冒険をしよう。
武器も魔法もつかえない、特技ひとつない旅人だけど。
世界を歩く。
それだけはゲームと同じだ。
武器のかわりにリュックサック背負って、好きなところへ旅立とう。
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