在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
新たなステージへ
四月一日。
新しい年度がはじまった。
新しい学校、新しい職場、新しい家。
新しい暮らしを始める人も多いと思う。
私も。
私たちも。
3日前、母は回復期リハビリテーション病院に転院した。
転院初日のインフォームドコンセント、それからまた
『次の病院を考えていきましょう』
の言葉はちょっと、きつかった。
母は、口だけは(ほんとに口だけは!)達者になっていく。
会話の内容はむちゃくちゃだったりするけど、今日は比較的マシだった。
受け答えがそんなに的外れじゃなかった。
私は思い切って、妹の今後について相談してみた。
障害があり平日はケアホームにいる妹のこと。
これまで母が仕切ってきたことを、今は私が考えなくちゃいけなくて、わからないことだらけで不安で悩んで考えて、たくさんの人に助けてもらいながら決めたことを。
母は、どれくらい理解したのかは不明だが、こう言ってくれた。
「それでいいと思うよ」
と。
その言葉にはなんの保障も、なんの力もないのだけれど。
私はなんだか嬉しくなって。
泣きたくなって。
安心した。
母が、それでいいっていってくれたから。
穏やかな海をみたときのような気持ちになった。
ひとつ区切りがついたのだ。
不安要素はアホほどあるが、この先どうなるのかなんて悩むのは、やっぱりクソの役にも立たないわけで。
母ならきっとこう言うだろう。
「まあ、なんとかなるよ」
って。
四月一日。
私たちも、新しい一歩を踏み出すのだ。
新しい年度がはじまった。
新しい学校、新しい職場、新しい家。
新しい暮らしを始める人も多いと思う。
私も。
私たちも。
3日前、母は回復期リハビリテーション病院に転院した。
転院初日のインフォームドコンセント、それからまた
『次の病院を考えていきましょう』
の言葉はちょっと、きつかった。
母は、口だけは(ほんとに口だけは!)達者になっていく。
会話の内容はむちゃくちゃだったりするけど、今日は比較的マシだった。
受け答えがそんなに的外れじゃなかった。
私は思い切って、妹の今後について相談してみた。
障害があり平日はケアホームにいる妹のこと。
これまで母が仕切ってきたことを、今は私が考えなくちゃいけなくて、わからないことだらけで不安で悩んで考えて、たくさんの人に助けてもらいながら決めたことを。
母は、どれくらい理解したのかは不明だが、こう言ってくれた。
「それでいいと思うよ」
と。
その言葉にはなんの保障も、なんの力もないのだけれど。
私はなんだか嬉しくなって。
泣きたくなって。
安心した。
母が、それでいいっていってくれたから。
穏やかな海をみたときのような気持ちになった。
ひとつ区切りがついたのだ。
不安要素はアホほどあるが、この先どうなるのかなんて悩むのは、やっぱりクソの役にも立たないわけで。
母ならきっとこう言うだろう。
「まあ、なんとかなるよ」
って。
四月一日。
私たちも、新しい一歩を踏み出すのだ。
PR
スポンサードリンク