在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
食堂にて
家事と仕事と、母のことと妹のことと。
ばたばたばたばた日が過ぎる。
ごはんを食ない昼もある。
愚痴しかいえない夜もある。
どうやってストレスを発散させたらいいのか正直わからない。
でも。
まだ大丈夫。
・・・ブラック企業で働いていたあの頃よりもましだから。
今日は母と2人で病院の食堂でランチにした。
母の食事は刻んでとろみをつけた給食と決められているのだけど、今日は食欲がないというので場所をかえることにしたのだ。
私はカレーを注文し、母は持ち込んだ給食をたべた。
そして私がお茶をとりに席をたったとき。
振り向くと、母がうーんと手をのばして私のスプーンをとりあげ・・・カレーを盗み食べていた。
「なにすんのん!」
母は答えなかった。
カレーが熱いやら辛いやらで目を白黒させ、ギャグマンガみたいな顔になっていたからだ。
ようやく口をきけるようになると
「辛っ!」
と言った。
その顔があまりにもおかしくて、あまりにも母らしくて。
私たちは声をあげて笑った。
「誰が食欲ないって!?」
「だって、だってね・・・」
なんでもないイタズラが、こんなにおかしいなんて。
こんなに楽しいなんて。
こんなに幸せだなんて。
母は結局、給食をほとんど平らげた。
私のカレーもあと2口ほど食べた。
父とはゼリーも食べた。
今一番食べたいものは焼肉だそうだ。
焼肉は無理だけど、誕生日にはフロインドリーブのチーズケーキを持っていこうと思う。
ばたばたばたばた日が過ぎる。
ごはんを食ない昼もある。
愚痴しかいえない夜もある。
どうやってストレスを発散させたらいいのか正直わからない。
でも。
まだ大丈夫。
・・・ブラック企業で働いていたあの頃よりもましだから。
今日は母と2人で病院の食堂でランチにした。
母の食事は刻んでとろみをつけた給食と決められているのだけど、今日は食欲がないというので場所をかえることにしたのだ。
私はカレーを注文し、母は持ち込んだ給食をたべた。
そして私がお茶をとりに席をたったとき。
振り向くと、母がうーんと手をのばして私のスプーンをとりあげ・・・カレーを盗み食べていた。
「なにすんのん!」
母は答えなかった。
カレーが熱いやら辛いやらで目を白黒させ、ギャグマンガみたいな顔になっていたからだ。
ようやく口をきけるようになると
「辛っ!」
と言った。
その顔があまりにもおかしくて、あまりにも母らしくて。
私たちは声をあげて笑った。
「誰が食欲ないって!?」
「だって、だってね・・・」
なんでもないイタズラが、こんなにおかしいなんて。
こんなに楽しいなんて。
こんなに幸せだなんて。
母は結局、給食をほとんど平らげた。
私のカレーもあと2口ほど食べた。
父とはゼリーも食べた。
今一番食べたいものは焼肉だそうだ。
焼肉は無理だけど、誕生日にはフロインドリーブのチーズケーキを持っていこうと思う。
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