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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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志々雄が怖すぎて映画鑑賞を挫折

妹は去年ひどい褥瘡(床ずれ)になった。
場所はお尻。
原因は、車椅子のクッションが合わなくなっていたことに気付かず、使い続けたせいだった。
痛みのあまりほとんど座れなくなり、ご飯も横になって食べるくらいだった。
あんなにお出かけ好きだったのに、車椅子にも座れないもんだから、どこにも行けなくなっていた。

治療を初めて1年2か月。
施設に入所して8か月。
お尻の傷がとうとうふさがった。

まだまだ完治というには程遠いが、一応は座っていられるようになった。
先月はためしにコンサートへ連れていった。
そして今日は映画に行った。

映画が大好きな妹は、以前は月1ペースで映画館に通っていた。
『ハリー・ポッター』は全作品見たし、
『踊る大捜査線』も昔から見てた。
『メイちゃんの執事』なんかも好きだった。
映画にはイケメンとポップコーンが欠かせないて言っていた。

そんな妹が1年半ぶりに映画にいく。
2人ですっごいわくわくしてた。
妹は久しぶりの大スクリーンにわくわくし、
私は妹がここまで回復したことにわくわくしてた。

なのに!
映画が始まるや否や!
妹は発作を起こしかけた。
なんかびっくんびっくんしてた。
1時間ちょっと頑張ったけど
「もう無理」
というので途中で帰った。

褥瘡が痛かったわけではない。
発作のせいでもない。
体調が悪かったわけじゃない。
ただ、耐えられなかった。

妹は普段、静かな静かな施設で暮らしているから。
刺激が大きすぎたのかもしれない。
大きな音に耐えられなかった。
そしてなにより、怖かった。
 「人がいっぱい死ぬのが怖くて、見てられなかった」
『るろうに剣心 京都大火編』。
斬ってなんぼのお話だ。
かっこいいから良いかと思ったんだけど。
・・・お姉ちゃんは最後まで見たかったよ・・・。

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施設での下剤の入れ方

今日はキタナイ話です。

排泄コントロールって難しい。
妹は昔から便秘体質で、ずっと大変だった。
気が付いたら10日ちかくまともに出てなかったりするし、
何回かは病院で出してもらったし、
母が倒れてからは私が摘便をやった。

普段は、下剤(ラキソベロン)をのませている。
ラキソベロンは弱い薬だから、ひどい人は一瓶全部のませても効かないと聞く。
だが妹にはラキソはてきめんに効いて、1回5滴、出ないときは7滴、で足りる。
私が知る中でいちばん飲ませたときでも1回10滴だった。

施設に入所するにあたり、そういうことは細かく伝えている。

だけど入所してまもなく。
妹を帰宅させるたびに、たいてい下痢っていることに気付いた。

あれ、今日はやわらかいね。
今日もやわらかいね。
最近、よく出るんだね。

気になって、施設ではラキソベロンをどれくらい飲ませているのかきいたら
 「朝7滴、夜10滴」
一日に17滴もいれているという!
家にいた頃の3倍だよ!

この話を介護友達に話すと
 「うちもうちも!」
ってよく言われる。
 「出ないほうが怖いから、いっぱい入れるのよね。
  だから常に下痢ピーなの」
施設って、そういうものなのだそうだ。

まあなー。
たしかになー。
出ないの怖いしなー。
お腹パンパンになって苦しんでるのよりはマシなのかなー。

でも最近ちょっと酷くって。
暑い季節だからアイスクリームを食べさせてやりたいのに(施設では出ないから)
お腹が心配だから食べられないっていう。
アイスクリームの食べられない夏なんてありえない!

薬ばかりに頼るのもどうかと思う。
来週、看護師さんをつかまえて話してみようと思います。


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外泊という帰宅

施設で暮らす妹は、月に1,2回、合計3泊くらい帰宅させるのだが、その話をしたら
 「たったそれだけ? 可哀そう!」
って言われた。
・・・とある施設の介護職員に。

週末ごとに連れ帰ることができるくらいなら、
家で世話できるくらいなら、
施設なんかに入れません。


ほんまにもー。
介護する人間ならそれくらい分かれよ!
って思ったけど
考えてみればその人は
仕事で介護しているだけで、
自身の家族の介護をした経験はないのだった。
自分のことじゃない。
他人ごと。
だから簡単にいえるのだろう。

妹を帰宅させるたび、私は疲れて1キロ痩せます。
妹が施設にもどるとき、私はストレスで過食し、2キロ太ります。
妹が夜中に騒ぐので、私は一睡もできず、朝には必ず喘息が出ます。
毎回そんな感じです。
しかも今回は妹の体調が悪かったのでホンマきつかった!
排泄物の修羅場だった!

幸い、日曜には妹の体調も戻ったので、友達に家に来てもらって、母と妹のネイルをやってらった。


(妹のネイルはバービー仕様)


(母はフルーツとお花。超自慢してた)

夜はオヤジの誕生日パーティで
オヤジと妹と両方の好物を用意して
最後はみんなでケーキを食べた。
疲れ果ててる私に母が言った。
 「お疲れやったねー。
  あんた育児できるね!」
いや、それはまた違うんじゃない?

・・・愚痴っちゃった。
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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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