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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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話しをすること、伝えあうこと

母が通うデイケア施設の職員さんと話をした。
母が
「トイレで転倒しかけた」
というので事情をきいた。
職員さんのいうことと母のいうこととは、少し話が違っていた。

妹が入所している施設の看護師さんとは会って話をした。
今日はいつもよりゆっくり話ができた。
便秘の薬のこと。
発作のこと。
褥瘡治療のこと。
お互いに伝えたかったことをぜんぶ話し、モヤモヤが一気に解消できた感じだった。
とっても安心した。

話をするって基本的だけど大切なことだと思った。
事実は一つでも
真実は一つじゃないから。

母のみているものと、施設の職員さんのみているものとは違うし
私のみているものと、看護師さんのみているものは違っていた。
そしてそのどれもが真実だった。

なぜ違った真実が見えるのか。
それは話して、聞いて、お互いを知ろうと努力しないかぎりは知ることができない。
面倒だからと省くと、無駄な軋轢や余計な危険がうまれたりするのだろう。
伝えるって大事なことだと思った。


母は施設のトイレでナースコールを押してるつもりでウォシュレットのボタンを押すらしいです。
困ったもんだ・・・。

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施設入所=家族を捨てる、じゃない

こないだ『家族狩り』ってドラマをみてどんよりしてた。
認知症の父親を施設に入れようとする母にむかって、娘が言うんだ。

 「お父さんを捨てるの!?」

これ、酷いよ。
痛いよ。
そして古いよ。
原作が昔のだからしょうがないか。

施設入所=捨てる=非人道的

って発想されたら、介護してる家族みんな死ぬしかなくなるやん。
介護疲れによる心中や殺人が日常茶飯事の現代に、こんな台詞テレビで広めたらアカンやん。
うちら殺す気か。

施設に入れることは、家族を捨てることじゃない。
少なくとも私は妹を捨てたつもりはない。

このままだといつか妹を殺してしまいかねないから。
妹を保護するために入所させた。
妹と、自分自身と、家族みんなを守るために。

一方で
「介護施設に入れたら入れっぱなしで、ぜんぜん家族が面会にこなくて可哀そう」
って職員さんが嘆いてたのを聞いたことがあるけど。
罪悪感から会いにいけない、というパターンもあると思うねん。
会いにいくのが怖いねん。
ちなみにうちは面会にはいかなくて外泊させる派です。めっちゃしんどい。

ドラマは、すぐに入れる施設が見つかって、入所させようとお金を払ったら詐欺でした、というどこまでも悲しいオチがついていた。
私は松雪さんが大好きだけど、
「だめだよ娘!お母さんまかせにしたらアカン!」
と思いながら見てた。
施設見学は大事という教訓です。

(追記:妹の褥瘡はよくなってきました!
3歩進んで2歩さがるペースではありますが。
年内に治るといいな~と思ってます。
下剤による下痢は、薬じゃないとどうしても出ないと言われてまだ話し合い中w)

うっわ、重い記事を書いてしまった!
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つい怒っちゃう人、手をあげてー

先日、母が車イス友達に話しているのをたまたま聞いてしまった。
 「私なんて娘に怒られてばっかり!」
そうかー。
怒ってばっかりなのか私ー。
めっちゃ反省した。

私はこんなブログを書いてるから、温和な介護してそうに思われるかもしれないけど、実はそうでもない。
とくに妹の介護なんてヒステリー寸前といっても過言じゃない。
手をあげたことだってある。
母はもともと穏やかな性格だからケンカとまではいかない。
それでも体調の悪いときや、母があまりにも無茶を言いつづけるときは、私が一方的にイライラしてしまう。
カッとなって強い口調で言ってしまう。

どうして、わかってくれないの?
どうして、そんなこと言うの?
どうして?
どうして?
どうして?

どうしてって、そりゃ、病気だからやん!!!!

わからないのも
覚えられないのも
我慢できないのも
こちらの気持ちが想像できないのも
・・・どれひとつとして母のせいじゃない。

キツイ言葉を吐いたあと、必ずそう思い至って、しょんぼりしてしまう。
そしてむやみに優しく接してみたりする。
母はそんな私に気づいてる。

私、怒ってばっかりで怖い?
尋ねみた。
すると
 「みんなそうよ」
母はにこやかに教えてくれた。
 「デイに来るおばあちゃんたちはね、みんな言ってるよ。
 家では叱られてばっかり!って。
 デイに来ると優しくしてもらえるから嬉しいねって。
 みんなね。そういうもんよ。」
母はそっと付け加えた。
 「だから気にしなくていいのよ」

小さい頃、私は母にオムツをかえてもらい、悪さをしてはいっぱい怒られた。
今では私が母のオムツをかえ、いっぱい小言をいっている。
だからまあ。
ある程度はお互いさまっていうか。
そういうものなんかなって思うことにしてる。

24時間笑顔の介護なんてありえない。
とくに私は短気だから。
怒っちゃったらそのあとカバーする。
言い過ぎたらゴメンって言う。
それでやっていこうと思う。
もちろん、なるべく笑って日々を過ごしたいものですが。

ちなみに。
私はオヤジに対しては、母の100倍くらい小言をいいます。
介護とか認知とか関係ないわこれ。
許せ、オヤジ。

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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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