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在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~

独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
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「介護なんてゼッタイ無理!」

私は深夜のバイトに行っている。
新しい職場の人たちにまず訊かれたのがこの質問。
 「だださんって昼間は何をしてるんですか?」
・・・嫌だなこの質問。
と思いながらも、親の介護をしています、と答える。
反応はだいたい2通り。
 「大変ねえ」
と同情をされるか、
 「うちにもおじいちゃんがいてね」
と介護話になるか。
でも昨日、若い女の子の答えはちょっと違った。
 「えええ! 介護ですかぁ?
 えらいなー。
 私だったら絶対にできません。
 無理無理、ゼッタイ無理!」

甘いな、お嬢さん。
無理とか関係ないんだよ。
できるできないの問題じゃないよ。
介護はやらなくちゃいけなくなるものなんだよ。

うちの母も、在宅で介護するのは無理だろうと言われていた。
リハビリ病院のドクターからも療法士さんからもケースワーカーさんからも断言された。
 「無理ですよ」
って。
 「老人ホームを探しましょう」
って。
ああ無理なんだと思っていくつか申し込んだ。
1か月くらい待てば入れそうなところがあったから見学に行った。
正直、あんなところに入るくらいなら死んだほうがマシだと思った。
(探せばもっと良いところがあると知ったのは後になってからだった)
母を棄てるようなことはどうしてもできず、在宅介護に決めたのだ。

うちのオヤジも「介護なんてゼッタイ無理!」なタイプだった。
自分のこともできないのに人の面倒なんてみられないと言い切った。
 「俺には無理!」
それが今では。
ごくたまにだけどオムツ交換にトライするところまでに成長した。
人間やればできるもんだ。

他の方の介護ブログを読んでいると実にさまざまだ。
認知症の方の介護なんて本当に大変で頭が下がる。
私にはできないかも・・・って思う。
すごく不安になる。
でも。
できるできないじゃない。
やらなければいけなくなる。
嫌でもふりかかってくる。
そしていつかは、自分がしてもらう側になる。
それが介護だと思ってる。

毎日楽しいし、母はおもろいし、私はそれなりに幸せだけど。
一生、誰のオムツも替えないで終わる人もいるんだよね?
私には想像もつかない。
・・・ちょっとうらやましい。

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キラキラ女子力

友人が美容関係の仕事を始めた。
 「出張もするよ」
という。
その話をすると
 「それいいね!
 爪とかキラキラにしてもらおうよ!」
母が瞳をキラキラさせて提案した。
そこで早速、家まで来てもらい、母と妹と2人でネイルをしてもらった。


(キラキラにしてもらった)

妹は初対面のひとの前では無表情になることが多いのに、今日はめずらしく笑顔で
 「ウフウフ・・・!」
と笑っていた。
嬉しそうだった。
母は指先がつやつやキラキラ光りだすと大興奮で
 「みんなに自慢しないとね!
 写真、撮ってね、メールで送ろうよ!
 誰誰さんと、何々さんと・・・。
 あらゆる人に教えなくちゃ!
 みんなうらやましがるよ!」
それはもう手がつけられないほど得意になっていた。

やっぱりこういうのって大事なのだと思う。
障害者でも。
高齢者でも。
車椅子で、オムツつけて、褥瘡もってて、油断するとヨダレ出ちゃうけど、それでも。
それでもみんな、女性だから。
少しでも綺麗でいたいんだ。

重い障害をもってるひとや、高齢のおばあちゃんたちの多くはすっぴんだ。
お洒落が難しい理由はいっぱいある。
介護者にとってもわずらわしい。
無意味だと思われるかもしれない。
だけど女性は、綺麗になると元気がでる生き物だから。
たとえ指先の一部分でも綺麗になると自信がついて、外に出たくなるものなんだ。
もっとたくさんの障害者や高齢者が気軽におしゃれを楽しめるようになればいいと思う。

女子失格者の私がいってもいまいち説得力ないけど。
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褥瘡ショック!!!

夕方、デイケアから帰ってきた母。
職員さんが
 「お尻に大きな水泡ができていました」
と教えてくれた。
トイレにつれていくと、本当だ。!
十円玉よりも大きく、不気味に濁った緑色の水泡ができている!
母は
 「痛くも痒くもない」
というし、連絡帳をみるかぎり看護師さんも原因がわからないという。
お尻の水泡ときたら褥瘡かヘルペス。
だけど痛くないなんて不思議だ。

 「とりあえず病院いこう」
近所の皮膚科はアホなので、車とばして駅前の皮膚科へいく。
2時間待ちだった。
下された診断はやはり
 「褥瘡だね」
うわああああ。
床ズレできちゃったああああ。
ショックのあまり呻く私。
うなだれる母。
妹の褥瘡治療でさんざん苦しめられてきたのに、それをまた繰り返すなんて!

母も今まで仙骨のあたりが赤くなったことはあったけど、オプサイト貼ったらすぐに治った。
褥瘡は怖い、褥瘡は怖い、そういってすごく気をつけてた。
・・・つもりだったのに。
割れ目でほとんど隠れるようなところで見逃してしまった。

早く治りますように!
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初めましての方へ

母:高次脳機能障害、要介護5
妹:重度重複障害者
父:天然ボケ
猫:2匹
こんな家での暮らしを綴っています。
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