在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
一寸先はマンホール
人生、いろんなことがある。
いろんなことが。
一寸先は闇という。
明日はどうなるかなんて全然わからないよ。
私なんて、
マンホールにはまったからね。
何が起こるかわからないよホント。
昨夜のことだ。
雨戸が閉めにくかったので調べようと思った。
庭にまわって窓に手をかけた、そのとき。
右足が地面に吸い込まれた。
つま先からズブリと地中に沈んでいく。
あわてて膝をついて転倒はまぬがれたが、ふくらはぎまで地面に入っちゃってる。
「なんやこれ!」
それは小さなマンホールだった。
手の平サイズで、正式にはマンホールとは呼ばないかもしれないくらい小さな縦穴。
何かのはずみで蓋がはずれていた。
えらい小さな穴にハマったもんやなー。
半笑いで足を引っ張りあげようとして凍りついた。
・・・抜けない。
穴が小さすぎて足首から先がどうしても抜けない!
足首を動かせないから靴も脱げない。
にっちもさっちもいかなくなった。
「どうした」
窓をガラリと開けてオヤジが登場。
マンホールにハマって足が抜けへんねん。
「おし、引っ張ったろか」
いや、痛いから!
「引っ張らなしゃあないやろこんなもん!」
折る気か!
「じゃあライターで」
燃やす気か!
叫ぶ私。
「待っててね、今お母さんも行くから!」
うわああ!!
お母さんひとりでベッドから降りたらダメえええ!!
もう大騒ぎ。
そうこうするうちに寒くてたまらんようになってきた。
このままでは一家凍死である。
もうちょっと頑張ってダメだったらレスキュー隊呼ぶかなんて思ってたら、
・・・すぽん!
大きなカブの勢いで足が抜けた。
めっちゃ痛かったけど助かった。
家の庭でマンホールにはまって抜けなくなるなんて、想像もしていなかった。
まったく、いろんなことがあるもんだ。
穴にハマっても頑張れ!と思っていただいたかたも
アホすぎる!と呆れた方も、
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Comment
無題
でも、お腹かかえて笑ってしまった。
涙流すほど笑ってしまった。
だから、ありがとう。
毎日、このブログ読んで元気と勇気をもらい、そして、関西に気持ち送ってます。
えらいな、すごいな。
そして自分もがんばろうと。
うちはアルツハイマーの叔父だが・・・
だから、ありがとう!
12月になるのでふらっと郵便で何か届くはず(笑)
>けいかさん
足がはまったときはびっくりしたけど、私自身も笑いが止まらなかったから。
一緒に笑ってもらえてよかったです。
お気持ちはすでにいっぱい頂いていますよ。
ひぃ、怖い!
漫画で落とし穴に落ちる絵がありますが、ホントにあのとおり垂直に落ちるんやなと妙に感心…(笑)。
その後、落ちる人が続出したのでしょうか、今は普通の側溝用のブロックになってます。
それにしても、お父様、ライターを使おうとされるとは!意外な救助方法ですね。
ささサン
ほんとに落とし穴の漫画みたいですね!
しかし、コンクリートを切り抜いた穴って・・・そりゃ予想つかないですね。
父はいつも言葉が足りないのですが、たぶん「ライターを点けて少しでも明るくしよう」をという意味だったのだと思います。