在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
母のおむすび
きょうの晩ご飯は何にしよう?
「おむすび!」
母が言った。
「おむすび、つくろうよ! 私がにぎるから!」
お、おう・・・。
とてつもなく嫌な予感がするが、まあいいよ・・・。
炊いたご飯をサランラップに包み「これで握って」と母に渡した。
母は嬉しそうに受け取ると
「久しぶりね!」
と勢いよく、そして力強く握りだした。
三角おにぎりを目指しているのだろう。
いろんな方向へ
ぎゅう!
ぎゅう!
ぎゅう!
握るたびに米粒がクラッシュされてゆく。
形も何もあったものではない。
ラップをはがすと、踏みつけられた後みたいな米飯が。
「できた!」
うーん。
次は俵のにしよっか。
「うん!」
って、母、ちょっと待ってよ!
ご飯まだラップに包んでないのに!
うわ、手づかみだ!
握っとる!
ぎゅう。
ぎゅう。
ぎゅう。
飛び散る米粒!
宙を舞うおかか!
「できた!」
・・・ありがと。
ラップで包んで俵に握ってもらったら、それなりに形を成した。
というか、海苔でごまかせた。
私がわあわあ騒いだせいか、母はすっかり萎れて
「おかしいなあ。
昔はおむすび得意やってんけどな。
じょうずに作れるようになるのにどれくらいかかるやろうね」
とつぶやいた。
なんかちょっと可哀そうだった。
でも。
おいしかったよ。
お母さんのおむすび。
おにぎりの食べ過ぎで体の重い私を、1クリックで喝!入れてください!
↓
にほんブログ村
「おむすび!」
母が言った。
「おむすび、つくろうよ! 私がにぎるから!」
お、おう・・・。
とてつもなく嫌な予感がするが、まあいいよ・・・。
炊いたご飯をサランラップに包み「これで握って」と母に渡した。
母は嬉しそうに受け取ると
「久しぶりね!」
と勢いよく、そして力強く握りだした。
三角おにぎりを目指しているのだろう。
いろんな方向へ
ぎゅう!
ぎゅう!
ぎゅう!
握るたびに米粒がクラッシュされてゆく。
形も何もあったものではない。
ラップをはがすと、踏みつけられた後みたいな米飯が。
「できた!」
うーん。
次は俵のにしよっか。
「うん!」
って、母、ちょっと待ってよ!
ご飯まだラップに包んでないのに!
うわ、手づかみだ!
握っとる!
ぎゅう。
ぎゅう。
ぎゅう。
飛び散る米粒!
宙を舞うおかか!
「できた!」
・・・ありがと。
ラップで包んで俵に握ってもらったら、それなりに形を成した。
というか、海苔でごまかせた。
私がわあわあ騒いだせいか、母はすっかり萎れて
「おかしいなあ。
昔はおむすび得意やってんけどな。
じょうずに作れるようになるのにどれくらいかかるやろうね」
とつぶやいた。
なんかちょっと可哀そうだった。
でも。
おいしかったよ。
お母さんのおむすび。
おにぎりの食べ過ぎで体の重い私を、1クリックで喝!入れてください!
↓
にほんブログ村
PR
スポンサードリンク