在宅介護しながらウィーンへ行くブログ~猫とビターチョコレート~
独身のアラフォーが家族を在宅介護、やりくりしながらウィーン旅行を目指します
夜のオムツ交換で博打
夜10時。
「オムツ替えて」
と母がいう。
寝つくまでだいたい30分ごとにいう。
だけどオムツを開けても汚れている確率は50%。
2回に1回は「空振り」だ。
母の尿意はあいまいで、しびれもあるから、出たかどうか自分でもよくわからないらしい。
ただ寂しくて私を呼ぶ場合もあると思う。
口内炎できちゃった私に1クリックで応援よろしくお願いします!
↓
忙しいときに呼ばれて、空振り、というのは正直イラッ!とくる。
それで
「オムツ替えて」
といわれたときに思わず「ほんとに出た?」と言ってしまった。
さっき替えたばかりなんだけど、確率は半々なんだけど。
母にはそれが分からない。
確実に出たのに意地悪して替えてもらえないって感じてる。
これはしまったと思い
「賭けようか?」
と、いうてみた。
『賭けようか』はオヤジの口癖。
我が家の冗談のひとつ。
「おしっこ出てないほうに百円!」
「絶対、出てるって! 出てるほうに百円!」
よっしゃ!
と開けてみると、やっぱり出てなかった。
私の勝ち!
それで昨夜はオムツ交換するごとに賭けをした。
2度目は母が、3度目は私が勝った。
「百円、明日もらうからね!」
「うん、そのぶん『ウィーン貯金』に入れようね!」
「私のも入れといて!」
(ウィーン資金専用貯金箱)
そこで母がハタと気がついた。
「出すとこも同じで、入るとこも同じで、入れるとこも同じで。
こんな賭け、意味ないやん!」
・・・今頃、気がついたのか。
母はゲラゲラ笑ってました。
ところで、このウィーンへ行くための小銭貯金。
いっぱいになったので銀行へ持っていったら、1万9千円、入ってました。
ウィーンへまた、0.1歩前進です!
「オムツ替えて」
と母がいう。
寝つくまでだいたい30分ごとにいう。
だけどオムツを開けても汚れている確率は50%。
2回に1回は「空振り」だ。
母の尿意はあいまいで、しびれもあるから、出たかどうか自分でもよくわからないらしい。
ただ寂しくて私を呼ぶ場合もあると思う。
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忙しいときに呼ばれて、空振り、というのは正直イラッ!とくる。
それで
「オムツ替えて」
といわれたときに思わず「ほんとに出た?」と言ってしまった。
さっき替えたばかりなんだけど、確率は半々なんだけど。
母にはそれが分からない。
確実に出たのに意地悪して替えてもらえないって感じてる。
これはしまったと思い
「賭けようか?」
と、いうてみた。
『賭けようか』はオヤジの口癖。
我が家の冗談のひとつ。
「おしっこ出てないほうに百円!」
「絶対、出てるって! 出てるほうに百円!」
よっしゃ!
と開けてみると、やっぱり出てなかった。
私の勝ち!
それで昨夜はオムツ交換するごとに賭けをした。
2度目は母が、3度目は私が勝った。
「百円、明日もらうからね!」
「うん、そのぶん『ウィーン貯金』に入れようね!」
「私のも入れといて!」
(ウィーン資金専用貯金箱)
そこで母がハタと気がついた。
「出すとこも同じで、入るとこも同じで、入れるとこも同じで。
こんな賭け、意味ないやん!」
・・・今頃、気がついたのか。
母はゲラゲラ笑ってました。
ところで、このウィーンへ行くための小銭貯金。
いっぱいになったので銀行へ持っていったら、1万9千円、入ってました。
ウィーンへまた、0.1歩前進です!
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「痛い!」の声で飛び起きた夜
深夜。
いや、明け方だっただろうか。
「痛い!」
母の声で目が覚めた。
・・・どうしたの!?
びっくりして跳ね起きる。
「足がね、しびれて痛いの」
左足?
どのあたり?
「ひょうほう」
ん?
両方?
「ひらの・・・しらの・・・しみれてる・・・」
なんて?
しびれてるの?
「うーん」
痛いの?
「ううん・・・」
あ。
寝てもうた。
母は寝息をたてている。
なんか大丈夫そう。
ホッとしつつ1クリックお願いします!
↓
夜中に具合が悪くなるのって、めっちゃ怖いです。
私はまだ救急車呼んだ経験がないもので。
何かあったらどうしようって、ほんとにびくびくする。
昨夜も、母の寝息がほんとに安らかなのかどうか、しばらく聞き耳をたててました。
・・・内臓だけは強い人だけど、いつか必ずそういう日がくるわけだから。
家で看護するのって本当に大変だと思います。
夜中に目を覚ましたのは寝ぼけてたのじゃなくて、本当に痛かったようです。
麻痺足のしびれはいつものことだけど、なぜか両足がしびれてすごく痛かったって。
それで朝から病院にいって、しびれや痛みを軽減する薬をもらってきました。
「1週間で効かなければ専門病院を紹介します」
ていわれました。
効きますように!
いや、明け方だっただろうか。
「痛い!」
母の声で目が覚めた。
・・・どうしたの!?
びっくりして跳ね起きる。
「足がね、しびれて痛いの」
左足?
どのあたり?
「ひょうほう」
ん?
両方?
「ひらの・・・しらの・・・しみれてる・・・」
なんて?
しびれてるの?
「うーん」
痛いの?
「ううん・・・」
あ。
寝てもうた。
母は寝息をたてている。
なんか大丈夫そう。
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私はまだ救急車呼んだ経験がないもので。
何かあったらどうしようって、ほんとにびくびくする。
昨夜も、母の寝息がほんとに安らかなのかどうか、しばらく聞き耳をたててました。
・・・内臓だけは強い人だけど、いつか必ずそういう日がくるわけだから。
家で看護するのって本当に大変だと思います。
夜中に目を覚ましたのは寝ぼけてたのじゃなくて、本当に痛かったようです。
麻痺足のしびれはいつものことだけど、なぜか両足がしびれてすごく痛かったって。
それで朝から病院にいって、しびれや痛みを軽減する薬をもらってきました。
「1週間で効かなければ専門病院を紹介します」
ていわれました。
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圧力鍋との戦い(惨敗)
生まれて初めて圧力鍋を使った。
家には昔からあったし母は日常的に使っていたのだけど。
私は一度も使ったことがなかった。
だって圧力鍋って・・・。
・・・使いかたが分からなくて。
ヘタレな私に1クリックで応援よろしくお願いします!
↓
でも今夜のメニューは「どて煮」である。
圧力鍋が必須なのである。
仕方がないから挑戦しよう。
使い方知らないけど。
とりあえずフタを閉めて火をつけたらいいんだろう、鍋なんだから。
シューーーーーー!
なに!
なんなのこの音!
爆発するんじゃないのコレ!
一度そう思ってしまうともういけない。
鍋がちょっとふくらんでいるようにさえ見えてきた(妄想)。
この鍋、怖い。
とっさに火を止めてしまった。
フタを開けるどころか怖すぎて触れることさえできない・・・。
だめだ・・・。
だめだよこんな鍋・・・。
私にはできない・・・。
そして待つこと1時間。
母がデイから帰って来た。
おかーさん!
シューシューいう!
シューシューいうねんこれ!
爆発するんちゃうのこの鍋!
「シューシューいわないと圧力鍋じゃないでしょ」
そうなん?
「はい、やり直し!」
母の指示でもう一回、フタを閉めなおした。
そして火をつけて。
またしても
シューーーーーーー!
やっぱり怖ぇえええ!
「ほら逃げない! 火を小さくして!」
はい・・・。
ドキドキして身を縮めながら火を弱める。
爆発しない?
ほんとにしない?
「うるさいねあんた」
はい・・・。
20分後に火をとめて。
ちょっと待ってからフタを開ける。
爆発しなかった。
当たり前だけど。
そして出来上がりは・・・マズかった。
「途中で味見できないからねえ」
と母。
あんなに怖い思いをしたのにと、私はしくしく泣きながら、味付けをやり直した。
お醤油と砂糖とお酒とを、ざっと入れなおしてもう一回しっかり炊いた。
おいしくなった・・・。
次は、圧力鍋に負けないで、頑張る。
家には昔からあったし母は日常的に使っていたのだけど。
私は一度も使ったことがなかった。
だって圧力鍋って・・・。
・・・使いかたが分からなくて。
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でも今夜のメニューは「どて煮」である。
圧力鍋が必須なのである。
仕方がないから挑戦しよう。
使い方知らないけど。
とりあえずフタを閉めて火をつけたらいいんだろう、鍋なんだから。
シューーーーーー!
なに!
なんなのこの音!
爆発するんじゃないのコレ!
一度そう思ってしまうともういけない。
鍋がちょっとふくらんでいるようにさえ見えてきた(妄想)。
この鍋、怖い。
とっさに火を止めてしまった。
フタを開けるどころか怖すぎて触れることさえできない・・・。
だめだ・・・。
だめだよこんな鍋・・・。
私にはできない・・・。
そして待つこと1時間。
母がデイから帰って来た。
おかーさん!
シューシューいう!
シューシューいうねんこれ!
爆発するんちゃうのこの鍋!
「シューシューいわないと圧力鍋じゃないでしょ」
そうなん?
「はい、やり直し!」
母の指示でもう一回、フタを閉めなおした。
そして火をつけて。
またしても
シューーーーーーー!
やっぱり怖ぇえええ!
「ほら逃げない! 火を小さくして!」
はい・・・。
ドキドキして身を縮めながら火を弱める。
爆発しない?
ほんとにしない?
「うるさいねあんた」
はい・・・。
20分後に火をとめて。
ちょっと待ってからフタを開ける。
爆発しなかった。
当たり前だけど。
そして出来上がりは・・・マズかった。
「途中で味見できないからねえ」
と母。
あんなに怖い思いをしたのにと、私はしくしく泣きながら、味付けをやり直した。
お醤油と砂糖とお酒とを、ざっと入れなおしてもう一回しっかり炊いた。
おいしくなった・・・。
次は、圧力鍋に負けないで、頑張る。
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